19歳のダニール・クビアトが、F1参戦に必要なスーパーライセンス取得の準備を整えたようだ。
クビアトは、2014年にレッドブルへ移籍するダニエル・リカルド(トロロッソ)の後任として、トロロッソからF1デビューが決まっている。
チームはクビアトに経験を積ませるため、今週末のF1第18戦アメリカGP(11月17日決勝)と最終戦ブラジルGP(11月24日決勝)の金曜フリー走行にクビアトを出走させる意向だ。
クビアトは、今年GP3のチャンピオンになったが、F1公式戦で出走するには、FIA(国際自動車連盟)からスーパーライセンスを取得する必要があった。
そのためチームは、先週イタリアのミサノ・サーキットで2年前のトロロッソで走行する機会を設け、クビアトは、FIAのオブザーバーの前で規定の300キロを走行した。
テスト前に、レッドブルのモータースポーツアドバイザーであるヘルムート・マルコは、「すべて手配されている。万事うまくいくだろう」とロシアの『f1news.ru』に語っていた。
『Speedweek(スピードウィーク)』誌によると、8日(金)にテストが行われ、クビアトは無事レースペースで300キロを走行したという。
翌日クビアトは、ロシア語で次のようにツイートしている。「アメリカへ行くよ!」
「チームに同行し、1回目のフリー走行に参加する」