2014年F1第3戦バーレーンGPが4月6日(日)、バーレーン・インターナショナル・サーキット(1周/5.412km)で3日目を迎え、現地時間18時(日本時間24時)から行われた決勝でルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が優勝した。通算24回目。小林可夢偉(ケータハム)は15位だった。
1周目にハミルトンがポールからスタートしたチームメートのニコ・ロズベルグをかわしてトップに立つ。その後はメルセデスAMGの2台が圧倒的な強さをみせ、ほかのドライバーを引き離す展開に。その後ろではメルセデスエンジンを搭載するフォース・インディア勢やウィリアムズ勢が3位争いを繰り広げる。
終盤の39周目にエステバン・グティエレス(ザウバー)とパストール・マルドナード(ロータス)がクラッシュし、セーフティカーが導入される。これにより各車の間隔が縮まり、最後の10周はスプリントレースの展開となる。いったんはハミルトンの前に出たロズベルグだが、再びハミルトンに抜き返され、最後までその順位をばん回することができなかった。
2位から10位までの結果は次のとおり。
2位ロズベルグ、3位セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、4位ダニエル・リカルド(レッドブル)、5位ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、6位セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、7位フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、8位バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、9位フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、10位キミ・ライコネン(フェラーリ)。
小林可夢偉(ケータハム)は、後方で厳しい戦いを強いられ、我慢のレースとなった。だが、今季2度目の完走を果たし、次につながるレースとすることができている。
2014年F1第4戦中国GPは、4月18日(金)現地時間10時(日本時間11時)に開幕。決勝は4月20日(日)現地時間15時(日本時間16時)にスタートする。