F1シンガポールGP決勝レースのスピードトラップ。
最後尾から追い上げて5位に入賞したセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、ホームストレートエンド手前のスピードトラップで2番目の速度を記録した。攻めていたのがよくわかる。
また、9番手スタートから7位でフィニッシュしたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は、スピードトラップでは20番目。ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)はスタート直後にクラッシュしているため、実質の最下位だ。にも関わらず、7位フィニッシュはさすが元ワールドチャンピオンの実力。かなり早めにリフト・アンド・コーストをしながら、燃料とタイヤをマネジメントして、ゴールへと導いた。
※リフト・アンド・コースト:アクセルを早めに『戻して(リフト)』、『惰性(コースト)』で走行するテクニック。燃料をセーブしたり、リアタイヤをいたわる際に有効。
■【スピードトラップ】F1シンガポールGP決勝レース
| P | ドライバー | PU | KPH |
|---|---|---|---|
| 1 | マッサ | メルセデス | 308.5 |
| 2 | ベッテル | フェラーリ | 307.4 |
| 3 | ボッタス | メルセデス | 307.1 |
| 4 | ペレス | メルセデス | 305.7 |
| 5 | ハミルトン | メルセデス | 305.0 |
| 6 | クビアト | フェラーリ | 304.2 |
| 7 | フェルスタッペン | タグホイヤー | 303.7 |
| 8 | エリクソン | フェラーリ | 303.5 |
| 9 | リカルド | タグホイヤー | 302.0 |
| 10 | ロズベルグ | メルセデス | 301.9 |
| 11 | グティエレス | フェラーリ | 301.7 |
| 12 | ライコネン | フェラーリ | 300.5 |
| 13 | ナッセ | フェラーリ | 299.4 |
| 14 | バトン | ホンダ | 299.3 |
| 15 | マグヌッセン | ルノー | 299.2 |
| 16 | サインツ | フェラーリ | 298.0 |
| 17 | オコン | メルセデス | 297.6 |
| 18 | ウェーレイン | メルセデス | 296.8 |
| 19 | パーマー | ルノー | 295.4 |
| 20 | アロンソ | ホンダ | 294.5 |
| 21 | ヒュルケンベルグ | メルセデス | 96.5 |