イギリス警察は、ルイス・ハミルトン(メルセデス)のファンが「メルセデスを妨害工作で告発」した件について、犯罪は行われなかったと判断した。
7度の世界チャンピオンであるハミルトンが2025年にフェラーリに移籍する前に、この告発は匿名のメールで行われたもので、全F1関係者とメディアに送信された。
メルセデスのチーム代表であるトト・ヴォルフは、この件に激怒し、バルセロナで犯人を追跡するために「全力を尽くす」と述べた。ヴォルフは、このメールがチームメンバーによるものではないと主張している。
「このようなメールを受け取ると、特に誰かが死について話していると非常に腹立たしい。こうしたメールが大量に送られてくるのは困ったことだ」とヴォルフは語った。
ヴォルフはノーサンプトンシャー警察に協力を求めたが、今週発表された声明で警察は「犯罪行為は見つからなかった」と発表した。
「ただし、チームが今後受け取る可能性のあるメールについては助言を行った」と警察の声明は付け加えた。
メルセデスのチーム広報担当者は、この件は現在外部で処理されており、民間の調査会社も関与していると述べた。