RB F1は角田裕毅のスピンやリアの不安定さに苦戦、幹部が語る“課題”と“雨対策”【F1イギリスGP初日】

F1第12戦イギリスGP（シルバーストーン）の初日を終えて、ビザ・キャッシュアップRBのアラン・パーメイン（レースディレクター）が次のように語った。

●【2024F1第12戦イギリスGP】フリー走行2回目のタイム差、周回数／タイムスケジュール・全セッションの結果

■アラン・パーメイン（RB F1、レースディレクター）

「今日は厳しい一日でした。まず、ユウキ（角田裕毅）のスピンがあり、これが第1セッションのほとんどを失う原因となりました。そのため、彼はFP2に向けて十分な準備ができず、最大限のパフォーマンスを引き出すことができませんでした。しかし、彼は車には概ね満足しています。

ダニエル（リカルド）はリアの不安定さに苦しんでおり、ラップタイムをロスする原因となっている低速域のパフォーマンスを見つけるために今夜も作業が必要です。

週末は両日とも雨が予報されているため、セットアップの選択にも天候を考慮する必要があります。明日のQ3に向けて、ドライバーたちにチャンスを与えるために、すべてを完璧にする必要があります」