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【予選レポート】ルクレール、圧巻の4年連続ポール!予選はまさかの連発!ノリスQ1敗退、2台Q3のウィリアムズは致命的ミス/F1アゼルバイジャンGP

2024年09月14日(土)23:14 pm

F1第17戦アゼルバイジャンGPの2日目、予選でポールポジションを獲得したのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)だった。

●【2024F1第17戦アゼルバイジャンGP】全セッションの結果・タイムスケジュール

■Q1:ノリス、まさかのQ1敗退!角田裕毅はQ2進出もリカルドは敗退

Q1でファステストタイムを記録したのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2番手はアレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)、3番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)だった。

HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。
6番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
10番手 セルジオ・ペレス(レッドブル)
11番手 角田裕毅(RB)
16番手 ダニエル・リカルド(RB)

Q1ではランド・ノリス(マクラーレン)がまさかの敗退を喫した。大きな要因は、ノリスが最終アタック中にイエローフラッグが出てしまったため、スピードを落とさなければならなかったためだ。

また、リカルドは16番手で敗退したものの、角田裕毅はQ2へ進出した。

【Q1結果】
16 D.リカルド(RB)
17 L.ノリス(マクラーレン)
18 V.ボッタス(Kickザウバー)
19 G.ジョウ(Kickザウバー)
20 E.オコン(アルピーヌ)

■Q2:角田Q2敗退!コラピントQ3へ

Q2でファステストタイムを記録したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)だった。

『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。
1番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
3番手 セルジオ・ペレス(レッドブル)
12番手 角田裕毅(RB)

フランコ・コラピント(ウィリアムズ)は同僚アルボン超えの6番手でQ3へ進出した。一方、角田裕毅(RB)とオリバー・ベアマン(ハース)はQ2敗退となった。

【Q2結果】
11 O.ベアマン(ハース)
12 角田裕毅(RB)
13 P.ガスリー(アルピーヌ)
14 N.ヒュルケンベルグ(ハース)
15 L.ストロール(アストンマーティン)

■Q3:ルクレール4年連続ポール!ウィリアムズに衝撃ミス

Q3でポールポジションを獲得したのはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)だった。

『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。
4番手 セルジオ・ペレス(レッドブル)
6番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

【Q3結果】
1 C.ルクレール(フェラーリ)
2 O.ピアストリ(マクラーレン)
3 C.サインツ(フェラーリ)
4 S.ペレス(レッドブル)
5 G.ラッセル(メルセデス)
6 M.フェルスタッペン(レッドブル)
7 L.ハミルトン(メルセデス)
8 F.アロンソ(アストンマーティン)
9 F.コラピント(ウィリアムズ)
10 A.アルボン(ウィリアムズ)

■トップ3の予選後インタビュー

前戦イタリアGPで優勝したルクレールは、ここバクーで4年連続ポールポジションを獲得した。予選後インタビューで「シーズン中で大好きなトラックのひとつだ」と語った。

2番手のピアストリは「最終ラップはちょっと壁に近づきすぎた」とややミスがあったと認めている。

チームメイトのサインツは初日の朝に寝違えて首が動かなかった“トラブル”があったものの、見事にリカバリーして予選3番手に入った。予選後インタビューで「このコースは苦手なんだけど自信になった」と語っている。

■アルボンにまさかの“トラブル”

Q3のアタックへ向かうアルボンが突然ピットレーン出口で車を止めた。理由は、ドライバーの頭上に設置されていたエンジンを冷やすための“エアファン”をメカニックが取り外すのを忘れてしまったためだ。

気が付いた時にはピットレーン出口を過ぎてしまっており、そこはピットクルーが取りに行くことができない場所だった。アルボンはなんとか自分で取り外し、コース脇のマーシャルに受け取ってくれというアクションを見せながらコース上に投げ捨て、マシンに乗っかったドライアイスを勢いよくコース上に落としながら加速していった。

Q3へ2台進出したウィリアムズだったが、なぜこんなに大きくて目立つものを見逃してしまったのだろうか。スチュワードはこの件をアンセーフリリースとして審議中で、どんな裁定を下すのか注目される。

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