シャルル・ルクレール(フェラーリ)は、もし2024年のワールドチャンピオンに輝いたとしても、自分は「それに値しない」と認めた。
●【2024F1第19戦アメリカGP】全セッションの結果・タイムスケジュール
残り6レースとなった今、ドライバーズタイトルはマックス・フェルスタッペンとランド・ノリスが52ポイント差でトップ争いをしている。シャルル・ルクレールはその争いから34ポイント差のランキング3位につけているが、まだチャンピオンになる可能性は数学的には残っている。
ルクレールはF1アメリカGPの開催地オースティンで、ベルギーの放送局『RTBF』に語った。
「次のシーズンのことを考える前に、このシーズンをできるだけ良い形で終わらせなければならない。ただ、ドライバーズタイトルは非常に難しいだろうね。もし勝てたら、それは過去6レースで運が良かったからで、マックスやランドとは違う。彼らにそんなことを願いたくない。我々は名誉をもって勝たなければならない」
「今年はまだその価値がない。だけど、僕たちはそれに向けて努力している。コンストラクターズタイトルに近づいているけど、僕たちにはそれにふさわしいクルマもない。理論的には難しいよ。マクラーレンが現時点のベストカーで、次にレッドブル、フェラーリが続いているけど、僕たちはこの流れを変えるために一生懸命に働いているんだ。」