F1第19戦アメリカGP(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)のスプリントで、大ベテランのフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)が新人リアム・ローソン(RB)の走りに対して「バカ」と批判した。
●【2024F1第19戦アメリカGP】全セッションの結果・タイムスケジュール
100km19周と短いスプリントの6周目、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、ダニエル・リカルドと交代したばかりのリアム・ローソン(RB)と15位争いをしていたが、ローソンがストレートで幅寄せしたため、アロンソはアクセルを緩めなければならず、オンボードカメラで見ていてもやや危険な走りだった。
この走りに対してアロンソは「アルファタウリ(現RB)はほんとバカだ」とローソンの走りに対して無線で批判した。
■オコン、漁夫の利
この2台のバトルを見ながら後ろで虎視眈々と狙っていたのがエステバン・オコン(アルピーヌ)。オコンは、ターン14でアロンソが膨らんだのを見て抜き去ると、続くターン15でローソンのインに飛び込んで一気に2台を仕留めることに成功した。
■アロンソがローソンに説く
スプリント後、マシンを降りたアロンソはローソンに詰め寄り、説教をするような場面が見られた。F1王者2回の大ベテランは、6戦限りのチャンスをモノにしなければならない若者に何を説いたのか。
■アルファタウリがレーシングポイントに反撃
アロンソに旧チーム名の「アルファタウリ」と言われたビザ・キャッシュアップRBチームは、SNSに次のように投稿している。
「Visa Cash App RBドライバーとレーシングポイントのF1ドライバーがおしゃべり中(コーヒーの絵文字)」
「レーシングポイント」とはアストンマーティンの旧チーム名で、ローソンに代わってVCARBがネタとして言い返した形だ。