F1第20戦メキシコシティGP(オートドローム・エルマノス・ロドリゲス)の2日目、予選が行われた。
●【2024F1第20戦メキシコシティGP】全セッションの結果・タイムスケジュール
【予選Q1】角田裕毅、好調7番手でQ2へ!驚愕、地元ペレスとFP3最速ピアストリがまさかのQ1敗退!
18分間の予選Q1でトップタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)、2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。
HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。
3番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
7番手 角田裕毅(RB)
13番手 リアム・ローソン(RB)
---Q1敗退---
18番手 セルジオ・ペレス(レッドブル)
角田裕毅は7番手と好調で、チームメイトのローソンとともにQ2へ進出した。RBはセットアップが決まっているようだ。
地元の英雄ペレスは先ほどのFP3でも苦戦していたが、この予選でもタイムが上がらず、Q1敗退を喫した。
また、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は、トラックリミット違反で大雨が抹消された後も、十分なタイムを残せず17番手でQ1敗退となった。
■F1メキシコシティGP:予選Q1敗退
16 F.コラピント(ウィリアムズ)
17 O.ピアストリ(マクラーレン)
18 S.ペレス(レッドブル)
19 E.オコン(アルピーヌ)
20 G.ジョウ(Kickザウバー)
【予選Q2】角田裕毅、痛恨のクラッシュ!RB勢は好調から一転Q2敗退…400戦目のアロンソも突破ならず!ハース勢は好調!
15分間の予選Q2でトップタイムを記録したのはランド・ノリス、2番手はマックス・フェルスタッペン、3番手はカルロス・サインツだった。
『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。
2番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
---Q2敗退---
11番手 角田裕毅(RB)
12番手 リアム・ローソン(RB)
■好調だった角田裕毅、痛恨のクラッシュ!
角田裕毅はFP3とQ1を7番手と好調だったが、スタジアムセクションの入口ターン12でブレーキング時にタイヤをロック、埃っぽいところにタイヤが乗ってマシンがスライドし、左リアサイドからバリアにクラッシュしてしまった。この影響で残り10秒で赤旗中断となった。
チームメイトのローソンも12番手。好調を維持してきたVCARBだったが、残念ながら2台ともQ2敗退となった。
一方、VCARBと年間ランキング6位を争うハースは、2台ともQ3へ進出し、先週からの勢いを維持している。
■F1メキシコシティGP:予選Q2敗退
11 角田裕毅(RB)
12 L.ローソン(RB)
13 F.アロンソ(アストンマーティン)
14 L.ストロール(アストンマーティン)
15 V.ボッタス(Kickザウバー)
400戦目のアロンソも突破ならず、ここで敗退となった。
次のQ3はバリアの修復をしているため、開始時間が遅れている。
【予選Q3】サインツがポール獲得!3チームがトップ3を分け合う
12分間の予選Q3で、カルロス・サインツが今シーズン初、通算6回目のポールポジションを獲得した。
2番手はマックス・フェルスタッペン、3番手はランド・ノリスだった。
■F1メキシコシティGP:予選Q3
1 C.サインツ(フェラーリ)
2 M.フェルスタッペン(レッドブル)
3 L.ノリス(マクラーレン)
4 C.ルクレール(フェラーリ)
5 G.ラッセル(メルセデス)
6 L.ハミルトン(メルセデス)
7 K.マグヌッセン(ハース)
8 P.ガスリー(アルピーヌ)
9 A.アルボン(ウィリアムズ)
10 N.ヒュルケンベルグ(ハース)