ペレス、サンパウロGPで解雇?ホーナー代表の考えは?マルコ博士は角田裕毅にも厳しい評価

2024年11月01日(金)23:11 pm

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、F1サンパウロGPがセルジオ・ペレスにとってレッドブルでの最後のレースとなる可能性は「非常に低い」と主張している。

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■ローソン、リカルドの次はペレスのシートへ?

ペレスは、すでに調子を落としていたが、先週末のホームレースではさらに悲惨な週末を過ごし、将来についての厳しい憶測の的となっている。

チームアドバイザーのヘルムート・マルコ博士は『Speed Week』のコラムにこう書いた。

「我々は予選が彼の強味ではないことを知っているが、Q1で敗退したことは非常に残念だ」

「これほど経験を積んだドライバーが、スタート位置でクルマを正しく位置づけられないという事実は理解に苦しむし、本当に残念だ。その後、リアム・ローソンとの一騎打ちとなったが、2人のドライバーはあまりにも性急だった。リアムは相手に中指を立てたが、後に謝罪し、我々もそれを受け入れた」

最近飛び交っている噂では、ローソンは2レース前にダニエル・リカルドと交代したばかりだが、ブラジルでのレースを終えた後の残り3戦は、ペレスのシートに昇格する可能性があるという。

■マルコ博士、角田裕毅にも厳しい評価「プレッシャーによるミスだ」

角田裕毅も理論上の候補の一人だが、マルコは角田にも厳しい評価を下している。

「角田裕毅は先週末に2回のアクシデントを起こした。まず予選でスピンし、スタート直後に(アレックス)アルボンと接触した。最終のフリー走行でのスピンは、自分のラップを台無しにしただけでなく、ローソンのラップも台無しにしたので、二重に腹立たしい。

「ユウキはローソンからのプレッシャーを感じていると思う。このようなミスを犯すには、それ以外に説明がつかない」とマルコは厳しい評価だ。

■ホーナー代表、ラスト3戦での「交代はない」

一方、ローソンについては、「その資質を証明し、寄せられた信頼を裏切らないことを示した」と評価したが、チーム代表のホーナーによると、レッドブルはサンパウロGP後にペレスを解雇することはまずないだろうと『Viaplay』に語った。

「非常に、可能性は低いね」

「私たちは腰を下ろして、このレースで何が起こったのかを理解しようとするだろう」

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