セルジオ・ペレスとオラクル・レッドブル・レーシングは2025年を前に離脱することで合意し、正式に発表した。
チェコ(ペレスの愛称)は2021年シーズンにオラクル・レッドブル・レーシングに加わり、チームで4シーズンを過ごし、90レースに参戦、F1での13年間で最も成功した時期を過ごした。
モナコグランプリでの優勝や、アゼルバイジャングランプリでの2回の優勝を含む5勝を挙げ、「F1のキング・オブ・ストリート」という異名を得た。そして、2022年と2023年にチームのコンストラクターズチャンピオンシップ2連覇に貢献した。また、自身がタイトル候補であった昨年は、チームのドライバーズランキング1位と2位独占も達成した。
■クリスチャン・ホーナー代表
クリスチャン・ホーナー(オラクル・レッドブル・レーシング チーム代表兼CEO)は次のように述べた。
「チェコ(セルジオ・ペレス)がこの4年間にわたりオラクル・レッドブル・レーシングに貢献してくれたことに、心から感謝しています。
2021年に加入して以来、彼は卓越したチームプレイヤーであることを証明し、2度のコンストラクターズタイトル獲得と、ドライバーズチャンピオンシップでの初の1-2フィニッシュへと導いてくれました。
ストリートサーキットでの5勝は、常に限界に挑み続けた彼の強い意志を象徴しています。
チェコは来季チームでレースをすることはありませんが、彼は非常に人気のあるチームメンバーであり、私たちの歴史に欠かせない大切な存在であり続けるでしょう。ありがとう、チェコ。」
なお、2025年シーズンの新たなドライバー・ラインアップについては、追って発表する予定としている。
■セルジオ・ペレスがレッドブル・レーシング在籍中に勝利したGP
2021年アゼルバイジャンGP
2022年モナコGP、シンガポールGP
2023年サウジアラビアGP、アゼルバイジャンGP
■セルジオ・ペレスのレッドブル・レーシング在籍中の記録
2021年 ドライバーズ4位、コンストラクターズ2位
2022年 ドライバーズ3位、コンストラクターズ1位
2023年 ドライバーズ2位、コンストラクターズ1位
2024年 ドライバーズ8位、コンストラクターズ3位