記事要約
・マックス・フェルスタッペンは将来的にル・マン24時間レースへの挑戦を視野に入れている。
・マシンはフォードかアストンマーティンが有力視されている。
・フェルナンド・アロンソとのコンビを望んでおり、3人目の理想のドライバーは父ヨスだが、ヨスは参戦を望んでおらず3人目を探す必要がある。
■ フェルスタッペン、ル・マン挑戦を示唆!
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、伝統の耐久レース「ル・マン24時間」へ理想のドリームチームでの参戦を見据えていることを明かした。現在はF1に集中しているため、すぐの参戦は難しいという。
■ フォード?アストンマーティン?
先日レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表が同席し、2026年のF1エンジンパートナーであるフォードが2027年のル・マン復帰を発表した。このニュースを受け、多くの関係者がフェルスタッペンがフォードのシートを得る可能性があると予測した。
しかし、アストンマーティンもエイドリアン・ニューウェイの設計を取り入れたヴァルキリー・ハイパーカーでル・マンに参戦予定であり、すでにフェルナンド・アロンソの関与が有力視されている。
■ 2人目はアロンソを希望、3人目は父ヨス?
そんな中、フェルスタッペンは英紙『The Mirror』のインタビューで、理想のチームメイトとして、2度のF1王者のフェルナンド・アロンソの名を挙げ、「いつかル・マンに挑戦したい」という考えを共有していることを明かした。
「僕たちはお互いにその気持ちを持っている。それは常に頭の片隅にある」と語っている。
また、3人目の候補として父ヨス・フェルスタッペンを挙げたが、ヨス本人は参戦を望んでいないという。
「彼(父)は今でも速いよ。でもやりたがらないんだ。もう興味がないみたいだね」と話している。
■ 重要なのは体重?「軽いチームメイトが必要」
ル・マンでは最低重量の規定がなく、フェルスタッペン自身が比較的体重が重いため、軽量なドライバーと組むことが重要だと指摘。アロンソの体重は軽いため理想的だが、もう一人のドライバー選びが鍵になると語った。
「僕はけっこう体重があるから、チームメイトは軽い方がいい。フェルナンドは軽量だから、僕たちには有利だ。でも、もう1人のドライバーも軽い人を選ばないといけないね。」
体重という点では、父ヨスは理想的ではないかもしれない。体重が軽くて、速さと上手さを持ち合わせたドリームチームに相応しい3人目のドライバーに誰を選ぶのか注目だ。