記事要約
・元F1ドライバーのマーカス・エリクソンが、コルトン・ハータはF1で活躍できる実力があると評価。
・アンドレッティ・キャデラックのF1参戦計画では、ハータがアメリカ代表として最有力候補。
・エリクソンはハータの卓越したドライビングスキルを称賛し、「特定のコーナーでは自分でも速さの理由が分からないほど」とコメント。
■エリクソン「ハータはF1で通用する」アンドレッティのF1計画に言及
元F1ドライバーであり、現在インディカーでアンドレッティに所属するマーカス・エリクソンが、チームメイトのコルトン・ハータ(24歳)について「F1で活躍できる実力がある」と高く評価した。
アンドレッティが主導するキャデラックのF1参戦計画では、ハータがアメリカ代表として最有力ドライバー候補となっている。1978年のF1ワールドチャンピオンであるマリオ・アンドレッティも、「チームは当初からコルトンを主力ドライバーの一人として考えている」と明言した。
■エリクソン、F1参戦計画に関与か?
一方、エリクソン自身もF1復帰の可能性があるかもしれない。34歳になったが、過去にザウバーでF1を戦った経験を持っている。現在、アンドレッティのF1プロジェクトに関与しているようで、「イギリスに行って、様々なシミュレーターを試すように頼まれました」と明かしている。「F1を含むチーム全体のために、最適なモデルを選ぶための意見を求められています」と語った。
■ハータの才能を絶賛「彼は本当に特別なドライバー」
エリクソンとハータはインディカーで何度も激しいバトルを繰り広げてきたが、エリクソンはチームメイトの才能を高く評価している。
「彼は時々、自分でもどうやって特定のコーナーをあんなに速く抜けられるのか分かっていないことがあるんです」と、ポッドキャスト『Speed Street』で語った。
「彼は純粋にマシンを操る感覚に優れていて、一度ゾーンに入ると、他のドライバーには真似できないような動きをします。今まで対戦したチームメイトの中でも間違いなくトップクラスの一人です」。
アメリカ人ドライバーとしてF1参戦の期待が高まるハータ。キャデラックのシートを獲得する可能性は十分にあるだろう。