ハースF1チームの2025年シーズンに向けたプレシーズンテストが、バーレーン・インターナショナル・サーキットで開幕。VF-25のシェイクダウンを終えたばかりのオリバー・ベアマンが午前セッション(10:00~13:00)を担当し、その後、エステバン・オコンが午後セッション(15:00~19:00)に登場。2人の新しいチームメイトが合計160周を走破し、順調なスタートを切った。
19歳のベアマンは昨シーズン、3戦でF1デビューを果たしたが、正式なハースのドライバーとしてVF-25を走らせるのはこれが初めて。テスト初日はピレリのC3タイヤでのベースライン確認を中心に進め、最後にC2コンパウンドでも走行。72周を記録し、このセッションで3番目に多くの周回数をこなした。ベアマンの周回数を上回ったのは、メルセデスのアントネッリ(78周)とレーシングブルズの角田裕毅(78周)のみだった。
午後のセッションでは、156戦のF1経験を持つエステバン・オコンがステアリングを握った。オコンもC2およびC3タイヤを使用してのロングランに専念。しかし、夕暮れ時にサーキットの停電が発生し、赤旗中断を余儀なくされるアクシデントが発生。約50分後にセッションが再開し、その後1時間の延長が決定。最終的にオコンは88周を走り、この日の最多周回を記録した。
■小松礼雄チーム代表(ハースF1)
「今日は順調な一日でした。すべてのプログラムをこなし、必要な答えもいくつか得られました。両ドライバーとも多くの周回を重ねられたのは良かったですし、新しいレースチーム体制になってからのコミュニケーションやチームワークも非常に良好でした。プレシーズンテスト初日としては、ポジティブなスタートを切れたと思います。」
■オリバー・ベアマン
「バーレーンでの初日が終わり、チームに戻れて本当に嬉しいです。初めてバーレーンでF1マシンを走らせたけど、まったく新しいマシンを体験するのは楽しかったです。予定していたプログラムをすべてこなせたし、マシンの特性をしっかり理解することができました。次の2日間で限界を試すのが楽しみです。」
■エステバン・オコン
「今日はとても充実した一日でした。オリバーと僕のどちらも、多くの学びがあったと思う。今日が初めてまともなコンディションで新車を試す機会でしたが、プログラムを無事完遂できました。僕は特にロングラン性能にフォーカスしていたのですが、それがとても興味深い結果につながりました。データも大量に収集できたし、明日の午前も引き続き走るのが楽しみです。」
■ 初日まとめ
ハースF1チームはプレシーズンテスト初日を順調に終え、合計160周という豊富な走行データを収集。新チーム体制、新マシンでの初テストながら、コミュニケーションも良好で、滑り出しは上々だ。ライバルチームとは明らかに違うプログラムでテストを進めているのは昨年と同じで、最下位のタイムもまったく気にしていないようだ。今後の2日間でマシンの真価に期待したい。
■初日タイム&走行距離
午前 | オリバー・ベアマン | 1:35.522 | 72周 | 389.66km
午後 | エステバン・オコン | 1:33.600 | 88周 | 476.25km
■ テスト2日目の予定
テスト2日目はオコンが午前セッションを担当し、ベアマンが午後セッションで再びVF-25を走らせる予定だ。
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