記事要約
・2025年F1プレシーズンテストがバーレーンで開始され、午前のセッションが終了した。
・初日の午前セッションでは、各チームが新車の性能確認やセットアップ調整を行った。
・5年目の角田裕毅もレーシング・ブルズから参加し、順調な走行を見せた。
2025年2月26日(水)、バーレーン・インターナショナル・サーキットでF1プレシーズンテストが始まり、日本時間20時に午前のセッションが終了した。
■各チームが新車のセットアップを確認
各チームは新シーズンに向けて、新車の性能確認やセットアップの調整を行った。唯一の日本人F1ドライバーとして5年目に臨むレーシング・ブルズの角田裕毅は、エースドライバーとして安定した走行を披露し、チームの期待に応えている。
■注目ドライバーが続々と登場!
7度のF1王者ルイス・ハミルトンはフェラーリで、そのハミルトンの後釜としてメルセデスが抜擢した18歳の新人アンドレア・キミ・アントネッリ、レッドブル・レーシングに昇格したリアム・ローソン、驚異の新人として注目を集めたオリバー・ベアマン(ハース)なども午前のセッションに参加し、それぞれのマシンの感触を確かめた。テストは2月28日まで続き、各チームはさらなるデータ収集とマシンの最適化を目指している。
■F1プレシーズンテストの視聴方法
プレシーズンテストの模様は、フジテレビNEXTライブプレミアムやDAZNで生中継されており、F1ファンはリアルタイムで各チームの動向を追うことができる。日本時間では、午前のセッションが16時から20時、午後のセッションが21時から25時までとなっている。シーズン開幕前の重要なテストとして、各チームの新車の性能に注目が集まっている。
■1周のタイムは参考にならず、ロングランが中心
各チームとも様々なテストプログラムを行っており、午前のセッションでは主にロングランを中心に走行。1周のラップタイムはほとんど参考にならないことは注意したい。午前中は大きなトラブルもなく、順調なセッションとなった。
■午後のセッションでさらなるデータ収集へ
今後のセッションで各チームがどのようなテストを見せるのか、引き続き目が離せない。午後のセッションではより詳細なセットアップ調整が進み、レースペースの確認やタイヤのデータ収集が本格化する見込みだ。
■プレシーズンテスト1日目午前
順 ドライバー(チーム) タイム/差
1 A.アントネッリ(メルセデス) 1:31.428
2 L.ローソン(レッドブル) 0.132
3 A.アルボン(ウィリアムズ) 0.145
4 角田裕毅(レーシング・ブルズ) 0.182
5 L.ハミルトン(フェラーリ) 0.406
6 J.ドゥーハン(アルピーヌ) 0.413
7 F.アロンソ(アストンマーティン) 0.446
8 O.ピアストリ(マクラーレン) 0.656
9 N.ヒュルケンベルグ(Kickザウバー) 0.741
10 O.ベアマン(ハース) 4.094
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