F1大変革目前!角田裕毅の去就は「かなり早く決まる」とHRC渡辺社長が予想、勝負の5年目へ突入!

2025年03月08日(土)18:09 pm

記事要約


・角田裕毅の2025年の去就は、HRCの渡辺康治社長によると「かなり早い段階」で決定すると予想されている。

・ホンダとレッドブルが今年で提携終了となり、角田は自身の強みだったホンダPUの後ろ盾を失うため、早期の契約交渉が不可欠になる。

・2026年の大幅な規則改定を控え、多くのシートが埋まりつつあり、HRCは今季序盤の好成績と素早いシート獲得を期待している。


■注目の角田裕毅の去就は「かなり早い段階」でわかる

ホンダ・レーシング(HRC)の渡辺康治社長が、角田裕毅(レーシングブルズ)の去就について「かなり早い段階」で決まると見ているようだ。

角田裕毅は5シーズン目に臨むが、レーシングブルズとの契約は今年いっぱいまでとなっている。昨年も1年更新だったが、今年はやや状況が異なる。ホンダが今年いっぱいでレッドブルと袂を分かつこともあり、角田はホンダのパワーユニットという他のドライバーにはない大きな強味を失ってしまう。

昨年は序盤に印象的な走りを見せたことで複数のチームが獲得に興味を示したため、レッドブルもすぐに動き、6月8日に残留を発表した。

2026年は車体とPUが同時にレギュレーションが変革することもあり、すでに多くのチームがドライバーを確保しようと複数年契約をしている。

残っているシートは限られてきていることや、10代などの非常に若いドライバーが選ばれやすい傾向になってきたこともあり、角田は序盤で好成績を残し、早期にシート獲得交渉をまとめなければならない状況だ。

HRCの渡辺社長も「5年目のシーズンで、F1で十分な経験も積んでいますので、1番良い選択をしてくれることを期待しています」とホンダ本社で行われた記者会見で語った。

「今シーズンは非常に大事なシーズンだと思いますし、おそらく来年のシートはすごく早いタイミングで決まるでしょうから、彼がタイミングとチャンスをつかんで次のステップに進んでくれることを願っています。非常にレベルの高いドライバーだと思うので、ぜひ頑張ってシートを獲得してほしいと思います」

「まずは今シーズン、最高の結果を残してほしいと思っています」と、レッドブルおよびレーシングブルズとの契約最終年に臨む角田裕毅に対して、ホンダはエールを送った。

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