第4戦F1バーレーンGPのフリー走行1回目は、日本人ドライバーが3人出場。日本のファンにとって見逃せないセッションになりそうだ。
FIA(国際自動車連盟)が正式エントリーリストを発表し、このセッションには6人の新人ドライバーが出場する。カーナンバーとチームは以下の通り。
34 フェリペ・ドルゴビッチ/アストンマーティン
37 岩佐歩夢/レッドブル・レーシング
38 ディーノ・ベガノビック/フェラーリ
46 ルーク・ブラウニング/ウィリアムズ
50 平川亮/ハース
72 フレデリック・ベスティ/メルセデス
■レッドブル・レーシングは角田裕毅&岩佐歩夢
岩佐歩夢はレーシングブルズから公式セッションデビューをした経験もあり、今年はリザーブドライバーに就任しチームに帯同していた。しかし今回は、トップチームであるレッドブル・レーシングから、前戦日本GPでポールトゥウィンを飾ったばかりのマックス・フェルスタッペンのマシンに乗って、F1バーレーンGPフリー走行1回目に出場する。
これにより、トップチームであるレッドブル・レーシングで角田裕毅と岩佐歩夢という日本人ドライバー2人が走ることになった。これは75年のF1の歴史でも初めてのことだ。岩佐歩夢としては、ここで良い結果を残し、調子の上がらないリアム・ローソン(レーシングブルズ)のシートを狙いたい。
■平川亮、ハースから出場
先週末F1日本GPではアルピーヌからFP1に出場していた平川亮が、月曜日にはトヨタ・ガズー・レーシングが提携するハースへ移籍した。そして、ハースではレギュレーションで決まっているレギュラードライバー1人当たり2回、合計4回の若手ドライバー交代の機会すべてで平川亮が乗ることになり、レギュラーシートを狙う平川とサポートするトヨタの本気が伺える。
■ホンダとトヨタの本気!世界の扉を開くか?
近年、海外勢が大型スポンサーを携えてテストの機会やレギュラーシートを獲得しており、日本企業のバックアップが少なかった日本人ドライバーには不利な状況だった。しかし、日本を代表する大企業のホンダとトヨタがバックアップすることにより、才能ある日本人ドライバーにチャンスが出てきた。
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