記事要約
・アントネッリがF1マイアミGPスプリント予選で初のポールポジションを獲得し、「信じられない気持ち」と喜びを語った。
・セクターすべてをうまくまとめたラップに満足しつつも、スプリント勝利に向けて早くも集中を切り替えている。
・マクラーレン、フェラーリ、フェルスタッペンの強さを警戒しつつ、スタートとタイヤ管理を重視して首位維持を目指す。
●【F1マイアミGP】2025年F1開催日程・タイムスケジュール・結果
■アントネッリ「初ポールは最高の気分。明日のスプリントも勝ちたい」
現役高校生F1ドライバーの18歳アンドレア・キミ・アントネッリは、2025年F1マイアミGPのスプリント予選で自身初のポールポジションを獲得した。スプリント予選でのポールポジションはF1公式記録には残らないものの、18歳で一発アタック形式の予選を制したのは、F1史上最年少記録となった。
「ポールポジションを獲得できるなんて思ってもいなかったので、信じられない気持ちです。本当に素晴らしい瞬間です。
フィニッシュラインを越えた時、自分では良いラップだったと思いました。全体的にうまくまとめられたので満足しています。いくつかの区間では、まだタイムを縮められた余地がありましたが、3つのセクターすべてをうまくまとめられて良かったです。この瞬間を楽しみたいですが、すぐに気持ちを切り替えて明日に集中します。今日のようにスプリントでも勝てたら嬉しいですね」
「マクラーレン勢やフェラーリ勢、そしてレッドブルのフェルスタッペンはいずれもレースペースがとても強いので、簡単に抑え込めるとは思っていません。でも、全力を尽くして前に留まりたいと思います。
スタートが非常に重要になるので、まずは良いスタートを決めて、そこからペースを維持し、タイヤの劣化を最小限に抑えられればと思っています。スプリントの後は、日曜日のグランプリでも今日のような走りを再現して、決勝に向けて良いグリッドを確保したいです。」