記事要約
・ルクレールがトップ、ピアストリとハミルトンが続く展開に
・ホンダRBPT勢はローソン5番手、ハジャー6番手の好位置
・ハジャーとピアストリのクラッシュで赤旗中断が2度発生
F1第8戦モナコGP(モンテカルロ市街地)が開幕し、フリー走行2回目が行われた。
FP2トップタイムはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手はルイス・ハミルトン(フェラーリ)だった。
■ホンダRBPT勢
レッドブル・レーシングとレーシングブルズの計4台はいずれも、ホンダ・レーシング(HRC)製のパワーユニット「ホンダRBPT」を搭載している。
マックス・フェルスタッペンは10番手、角田裕毅は11番手。両者は0.004秒差だった。
F1で初めてモナコを走るレーシングブルズの2人は、リアム・ローソンが5番手、アイザック・ハジャーが6番手だった。両者は0.019秒差だった。
■赤旗2回
このセッションでも波乱が続いた。
まず、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)がトンネル出口のシケインで左側のガードレールにリアタイヤを接触させ、タイヤが脱落。アイルトン・セナ柄のヘルメットで臨んだハジャーは、ステアリングを叩いて悔しさをあらわにした。このアクシデントで赤旗中断となったが、ハジャーはマシンを降りずに3輪のままピットまで走行し、マシンを修復。しかし修復後、ターン1出口でスライドしてしまい、左リアをガードレールに接触、反動で左フロントも当ててしまい、無線で自分を責めていた。
オスカー・ピアストリ(マクラーレン)はターン1のブレーキングでタイヤをロックさせ、白煙を上げながらバリアにクラッシュ。勢いそのままに突っ込む形となり、FP2で2回目の赤旗中断が発生した。ピアストリはフロントウイングを失った状態で自力でピットに戻っている。
●【F1モナコGP】2025年F1開催日程・タイムスケジュール・結果
■【F1モナコGP】フリー走行2回目
| 順位 | 車 | ドライバー チーム |
タイム差 前車差 |
|---|---|---|---|
| 1 |
16
|
シャルル
ルクレール
フェラーリ
|
1:11.355
|
| 2 |
81
|
オスカー
ピアストリ
マクラーレン
|
+0.038
+0.038
|
| 3 |
44
|
ルイス
ハミルトン
フェラーリ
|
+0.105
+0.067
|
| 4 |
4
|
ランド
ノリス
マクラーレン
|
+0.322
+0.217
|
| 5 |
30
|
リアム
ローソン
レーシングブルズ
|
+0.468
+0.146
|
| 6 |
6
|
アイザック
ハジャー
レーシングブルズ
|
+0.487
+0.019
|
| 7 |
14
|
フェルナンド
アロンソ
アストンマーティン
|
+0.535
+0.048
|
| 8 |
23
|
アレクサンダー
アルボン
ウィリアムズ
|
+0.563
+0.028
|
| 9 |
12
|
アンドレア
キミ・アントネッリ
メルセデス
|
+0.647
+0.084
|
| 10 |
1
|
マックス
フェルスタッペン
レッドブル
|
+0.713
+0.066
|
| 11 |
22
|
角田裕毅
レッドブル
|
+0.717
+0.004
|
| 12 |
63
|
ジョージ
ラッセル
メルセデス
|
+0.737
+0.020
|
| 13 |
55
|
カルロス
サインツ
ウィリアムズ
|
+0.796
+0.059
|
| 14 |
5
|
ガブリエル
ボルトレート
Kickザウバー
|
+0.879
+0.083
|
| 15 |
87
|
オリバー
ベアマン
ハース
|
+0.904
+0.025
|
| 16 |
27
|
ニコ
ヒュルケンベルグ
Kickザウバー
|
+0.907
+0.003
|
| 17 |
10
|
ピエール
ガスリー
アルピーヌ
|
+1.049
+0.142
|
| 18 |
18
|
ランス
ストロール
アストンマーティン
|
+1.157
+0.108
|
| 19 |
31
|
エステバン
オコン
ハース
|
+1.186
+0.029
|
| 20 |
43
|
フランコ
コラピント
ウィリアムズ
|
+2.060
+0.874
|