アルピーヌF1は売らない!電動A390発表のルノーCEOが撤退説を完全否定

2025年05月30日(金)8:41 am

記事要約


・ルノーCEOがアルピーヌF1の売却・撤退を改めて否定

・スタッフ離脱や混乱もある中で「F1継続」の意思を強調

・モータースポーツはアルピーヌ戦略の中心と位置づけ


■ルノーCEO「アルピーヌF1チームは手放さない」売却・撤退説を改めて否定

ルノーCEOのルカ・デ・メオは、アルピーヌF1チームの将来について改めて「安全である」と明言した。

近年、エンストンを拠点とするアルピーヌは外部から見ると混乱の渦中にある。主要スタッフの相次ぐ離脱と交代、ワークスエンジンプロジェクトの終了、フラビオ・ブリアトーレの復帰、さらには物議を醸すドライバー交代劇など、混沌とした状況が続いている。

こうした背景から、親会社であるルノーがF1から完全撤退するのではという憶測が絶えないが、デ・メオCEOはこれまでも一貫してその可能性を否定してきた。

そして今回、アルピーヌの新型電動SUV「A390」の発表会に出席したデ・メオ氏は、伊紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』の取材に応じ、再びF1チームの将来について語った。

「ガゼッタ・デロ・スポルトの場を借りて、改めて強調したい。我々はアルピーヌチームを売却するつもりも、F1から撤退するつもりもない」とデ・メオ氏は断言した。

「モータースポーツはアルピーヌの戦略の中心にある。そしてルノーにはそれに取り組む力がある。私たちには、しかるべき結果を出すために努力しているチームがあり、ダカールではダチアとして堂々と参戦し、WECでも初表彰台を獲得した。F1についても、この道を歩み続けていく」

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