角田裕毅に残留賛否…レッドブルが求めるのは「速くて安定、フェルスタッペンに挑まない存在」マルコの評価は?

2025年06月06日(金)16:11 pm

記事要約


・角田裕毅のレッドブル残留に注目、ホンダ離脱も影響材料に

・マルコは「マックスに挑まぬ安定感あるドライバー」が理想と発言

・ホーナーは角田を評価しつつも、ハジャー昇格の可能性を示唆


■角田裕毅、レッドブル残留の行方に注目集まる

マックス・フェルスタッペンのチームメイトとして、角田裕毅がレッドブルにどれほど長く在籍できるのかについて、見方が分かれている。

昨年末、セルジオ・ペレスが放出されて空席が生まれた際、チームは角田ではなく経験の浅いリアム・ローソンを起用。しかしローソンはわずか2戦で戦列を離れる結果となった。その後、角田が起用されたが、サポートをするホンダは来季からアストンマーティンへ移ることが決まっている。

角田は、ペレスやローソンよりも適応している兆しもあるが、レッドブルが将来的にコンストラクターズタイトルを再び狙うには、より安定して速さを発揮できるドライバーが必要だという見方も根強い。

テクニカルディレクターのピエール・ワシェは「我々はペレスとうまくいかなかったし、リアムとも結果を出せなかった。ユウキはまだ取り組んでいるところだ」と語った。

■求むのは、フェルスタッペンに勝とうとしない安定したドライバー

チームアドバイザーのヘルムート・マルコも「我々には、自分の道を進み、マックスを“打ち負かそうとしない”安定したドライバーが必要だ。他のドライバーは皆、その間違いを犯している」と指摘している。

マルコはまた、バルセロナで5位フィニッシュを果たしたザウバーのニコ・ヒュルケンベルグの走りに感銘を受けたことを明かした。「ペレスを起用した時、ヒュルケンベルグも候補に挙がっていた。でもペレスがバーレーンで勝ってしまったからね」と振り返った。

ペレスは2020年F1第16戦バーレーンGP、当時レーシングポイント(現アストンマーティン)で初優勝を果たしたものの、翌年のシートを失うことが決定していた。複数チームと交渉の末、当時セカンドドライバーとして結果を残せていなかったアレクサンダー・アルボンに代わってレッドブル・レーシングへの移籍が実現した。

■ピアストリと角田裕毅のマルコの評価

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表とマルコは、現在ランキング首位に立つオスカー・ピアストリについても高く評価しているが、ピアストリはマクラーレンと契約を結んでいる。

「オスカーは飲み込みが早く、生まれながらの冷静な分析家だが、まだマックスのレベルにはない」とマルコは評価している。

「ユウキは、フリー走行ではしばしばマックスの0.1秒差にいるのに、予選では大きく離されてしまう。予選でマシンのセットアップが決まり、マックスはすぐに順応する。一方のユウキにはもっと周回数が必要だが、走れるだけの周回がない。そして我々のマシンは金曜に問題を抱えることが多いのも事実だ」と説明した。

■ハジャーと角田裕毅に対するホーナー代表の評価

また、レッドブルがレーシングブルズから昇格させる次のルーキーとして、アイザック・ハジャーに注目が集まっているとも言われている。

バルセロナのチーム代表記者会見でこの件について問われたホーナーは、隣にいたブリアトーレが語ったばかりの言葉を引用しながら「フラビオ(ブリアトーレ)のやり方を見習って、“答えたくない”と言っておこう」と笑った。

「ユウキについては、まだ始まったばかりだ。Q3にも進出しているし、ピットレーンスタートからでもポイントを取っている。いくつかの接触もあったが、まだまだ成長の余地がある。我々には決断を下すまでに十分な時間がある」と見守る姿勢を改めて示した。

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