【F1カナダGP:予選Q3タイム/前車差】メルセデス復活の狼煙、ラッセル今季初ポール!フェルスタッペン2番手

2025年06月15日(日)6:09 am

記事要約


・ラッセルが今季初のポール獲得、フェルスタッペンは2番手

・ピアストリが3番手、マクラーレン勢も上位に食い込む

・ホンダRBPT勢はフェルスタッペン2番手、ハジャー9番手


●【F1カナダGP】F1-LIVE速報

2025年F1第10戦カナダGPがモントリオールのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで1時間の予選が行われた。現地時間16時、天候は晴れ、気温20度、路面温度45度、路面コンディションは良好。

12分間の予選Q3でポールポジションを獲得したのはジョージ・ラッセル(メルセデス)だった。自身6回目、今季初のポールポジションだ。

2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)だった。

■ホンダRBPT勢

ホンダ・レーシング(HRC)製のパワーユニット「ホンダRBPT」を搭載するレッドブルとレーシングブルズの4台は、以下のような結果となった。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は2番手、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は9番手だった。

■ミディアムタイヤでポールポジション

Q3では4名がミディアムタイヤを選択。フロントロウに並んだラッセルとフェルスタッペン、4番手のキミ・アントネッリ(メルセデス)、6番手のフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)がミディアムタイヤで、キミ・アントネッリは中古のミディアムタイヤだった。

■ラッセル、圧巻の最終アタックでポール獲得!

ラッセルは「素晴らしい走りだった」と語った通り、見事な最終アタックを決め、予選Q3でポールポジションを獲得。フェルスタッペンに0.160秒差をつける大差でのトップタイムは、全長の短いジル・ビルヌーブ・サーキットにおいては驚異的な結果だ。

■ピアストリが逆襲の3番手、ノリスはQ3失速で7番手

ピアストリは、週末の流れを一変させる走りで3番手タイムを記録。選手権争いを演じるチームメイトのランド・ノリスが7番手に沈んだことで、日曜決勝ではリードを広げるチャンスが広がった。

■アントネッリに初表彰台の期待、アロンソも上位狙う

新星キミ・アントネッリも上位争いに加わっており、F1初表彰台に期待がかかる。アロンソも好調を維持してさらなるポイント獲得を狙う。

■ルクレール&ノリス、Q3で悔しい結果に

一方、ルクレールは最終アタックでミスを犯し、タイヤのグリップが限界に達していたこともあり2回目のアタックは断念。ノリスも最終セクションでタイムを伸ばせず、両者ともにQ3の上位争いから脱落する結果となった。

●【F1カナダGP】2025年F1開催日程・タイムスケジュール・結果

■【F1カナダGP】予選Q3

順位 ドライバー
チーム
タイム差
前車差
1
63
ジョージ
ラッセル
メルセデス
1:10.899
2
1
マックス
フェルスタッペン
レッドブル
+0.160
+0.160
3
81
オスカー
ピアストリ
マクラーレン
+0.221
+0.061
4
12
アンドレア
キミ・アントネッリ
メルセデス
+0.492
+0.271
5
44
ルイス
ハミルトン
フェラーリ
+0.627
+0.135
6
14
フェルナンド
アロンソ
アストンマーティン
+0.687
+0.060
7
4
ランド
ノリス
マクラーレン
+0.726
+0.039
8
16
シャルル
ルクレール
フェラーリ
+0.783
+0.057
9
6
アイザック
ハジャー
レーシングブルズ
+0.968
+0.185
10
23
アレクサンダー
アルボン
ウィリアムズ
+1.008
+0.040
前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック