記事要約
・角田裕毅はF1オーストリアGP予選で18番手、Q1敗退に終わった
・走行ごとのマシンバランスの変化に「もううんざり」と強い言葉
・安定性欠如を課題に挙げ、原因解明と巻き返しに意欲を示す
F1オーストリアGP予選で角田裕毅は18番手に沈み、Q1敗退という厳しい結果に終わった。週末を通して手応えを感じていた中での失速に、角田は「正直、もううんざり」と強い言葉で悔しさをにじませた。マシンの感触が走行ごとに大きく変化したことへの困惑も語り、原因解明と巻き返しに意欲を示している。
■角田裕毅(レッドブル)
フリー走行3回目:9番手
予選:18番手
「がっかりしています。今週はずっとペースが良かったので、今日しっかりまとめきれなかったのは悔しいです。思い通りにいかない展開にはもううんざりしています。
1周目と2周目の感触の差が大きすぎました。特にバランスの面で問題が多すぎて、1回目のプッシュは良い感触でしたが、2回目ではバランスが全く違ってしまって、何が原因だったのか、まだはっきりしていません。走行の合間にフラップの調整をしたので、その影響かもしれませんが、何が変わったのか原因を突き止める必要があります。
良い部分があることは分かっています。最初のプッシュはかなり良い感じでしたし、ここまではマシンも一貫して安定していました。ですが、肝心な最後のプッシュでは、その感触がなくなってしまいました。Q1ではマックスとの差も小さかったですし、こういう接戦の予選では毎ラップ信頼性が高く、より安定したパフォーマンスを発揮できるようマシンを調整する必要があります。明日は厳しいレースになると思いますが、全力で巻き返します。」
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