・角田裕毅はF1イギリスGPに向け、決勝での力強い走りを誓った。
・マシンへの信頼感は増す一方で、ロングランの課題克服に取り組む。
・予選の好結果再現を狙い、「正しい週末」を戦い抜くと意気込む。
F1第12戦イギリスGPを前に、角田裕毅(レッドブル)が意気込みを語った。前戦オーストリアでは厳しい週末を過ごしながらも、フリー走行では光る走りを見せており、今大会ではその実力を決勝まで通して発揮したいと意気込む。ロングランのペースに課題を抱える中でも、マシンへの信頼感は増しており、本人は「この週末を正しく戦いたい」と力強く語った。
「オーストリアは本当に厳しい週末でした。あのレースには大きな期待を持って臨んでいたので、思うような結果にならなかったのは残念です。でもそれを受け入れて、次へ進むしかありません。
マシンに対する信頼感は日に日に増しているからこそ、ロングランでその速さを引き出せなかったのは悔しかったです。チームとは一緒にその課題に取り組んでいて、週末を通して安定したパフォーマンスを出せるようにしたいと思っています。
ポジティブなのは、予選で良い結果を残す可能性を示せていることです。あとは正しいセットアップを見つけて、グリッド降格前のカナダのときのようにしっかりとアタックラップを決めたいです。この週末をきちんと戦い抜いて、自分の力を見せたいです。」
F1イギリスGPフリー走行1回目は、17歳のアービッド・リンドブラッドがF1公式デビューを飾ることが発表されており、角田裕毅は1時間のセッションを走れない。レギュレーションで新人に走る機会を提供することが義務づけられているとはいえ、夏休み前に結果が欲しい角田にとっては、1時間の走行機会を失うのは大きな痛手だ。
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