・フェルスタッペンが“第二の母国”ベルギーGPに特別な想い
・スパの難しさと魅力を語り「完璧なラップが必要」と強調
・新体制での協力やファクトリー作業にも手応えを感じている
F1第13戦ベルギーGPを前に、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が“第二の母国レース”とも言えるスパ・フランコルシャンへの想いを語った。フェルスタッペンは、ベルギーで生まれ、オランダとベルギーの二重国籍を持っている。
「スパはカレンダーの中でも常にお気に入りのサーキットで、“クラシック”で“オールドスクール”な雰囲気が魅力です。良いラップをまとめるには全てを完璧にやる必要があります」
特に高速セクションの「オールージュ」や激しい高低差、個性的なレイアウトなど、他のサーキットにはない“難しさ”があると語るフェルスタッペン。「そうした挑戦的な要素が、走っていて楽しいんです」と付け加える。
前戦イギリスGPでは予選でポールポジションを獲得しながら、決勝では表彰台を逃す結果に終わったが、本人はその中にも手応えを感じている様子だ。
「シルバーストンはベストなパフォーマンスじゃなかったけど、予選でポールを獲れたのはポジティブな一歩でした。先週はファクトリーでチームとシミュレーター作業に取り組んできましたし、新たな体制でローレン(メキース代表)と協力していくのが楽しみです」
また、ベルギーGPは“オレンジアーミー”の大応援団が詰めかけるイベントでもあり、オランダ人であるフェルスタッペンにとって特別な意味を持つ。
「ベルギーは“第二のホームレース”みたいなもの。今週末は“オレンジ・ライオン”の特別ヘルメットに、限定のキャップとシューズで臨みます」
大声援を背に、スパの地で再び王者の強さを見せられるか注目だ。
●【F1-LIVE速報】
●【F1ベルギーGP】開催日時・タイムスケジュール・結果
●【ポイントランキング】F1イギリスGP終了後