フェルスタッペンが語る“母の祖国”スパ愛…F1ベルギーGPは特別ヘルメット&キャップ&シューズで挑む

2025年07月25日(金)4:29 am

記事要約


・フェルスタッペンが“第二の母国”ベルギーGPに特別な想い

・スパの難しさと魅力を語り「完璧なラップが必要」と強調

・新体制での協力やファクトリー作業にも手応えを感じている


■フェルスタッペン「スパは第二のホーム」──“オレンジアーミー”と挑む特別な週末

F1第13戦ベルギーGPを前に、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が“第二の母国レース”とも言えるスパ・フランコルシャンへの想いを語った。フェルスタッペンは、ベルギーで生まれ、オランダとベルギーの二重国籍を持っている。

「スパはカレンダーの中でも常にお気に入りのサーキットで、“クラシック”で“オールドスクール”な雰囲気が魅力です。良いラップをまとめるには全てを完璧にやる必要があります」

特に高速セクションの「オールージュ」や激しい高低差、個性的なレイアウトなど、他のサーキットにはない“難しさ”があると語るフェルスタッペン。「そうした挑戦的な要素が、走っていて楽しいんです」と付け加える。

■シルバーストンでの収穫、そして新体制との連携に期待

前戦イギリスGPでは予選でポールポジションを獲得しながら、決勝では表彰台を逃す結果に終わったが、本人はその中にも手応えを感じている様子だ。

「シルバーストンはベストなパフォーマンスじゃなかったけど、予選でポールを獲れたのはポジティブな一歩でした。先週はファクトリーでチームとシミュレーター作業に取り組んできましたし、新たな体制でローレン(メキース代表)と協力していくのが楽しみです」

■“オレンジ・ライオン”とともに、スパで再起を期す

また、ベルギーGPは“オレンジアーミー”の大応援団が詰めかけるイベントでもあり、オランダ人であるフェルスタッペンにとって特別な意味を持つ。

「ベルギーは“第二のホームレース”みたいなもの。今週末は“オレンジ・ライオン”の特別ヘルメットに、限定のキャップとシューズで臨みます」

大声援を背に、スパの地で再び王者の強さを見せられるか注目だ。

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