・角田裕毅はF1ハンガリーGP決勝で17位完走に終わった
・序盤にフロントウイング損傷とガーニーフラップ脱落で苦戦
・スパ導入の新フロアに手応え、夏休み中も開発継続へ意欲
F1ハンガリーGP決勝で、角田裕毅(レッドブル)は17位完走に終わった。予選で最後尾に沈んだ時点で厳しい戦いを覚悟していたが、レース中のマシンダメージが決定打となり、挽回のチャンスを失ってしまったという。それでも新フロア導入以降の進歩に手応えを感じており、夏休み中も直ちにファクトリー入りして巻き返しを誓っている。
決勝:17位(ピットレーンスタート)
「今週末はチームにとって厳しい展開でした。今日もポイント圏内まで上がるのは難しいと分かっていましたが、フロントウイングにダメージを受けてしまい、実質的にレースは終わったようなものでした。
レース中盤にはガーニーフラップも外れてしまい、それがペースに大きく影響して、グリップもどんどん悪化していきました。結果として、戦略で勝負する余地も失ってしまいました。
それでも今季ここまでを振り返れば、スパから導入された新しいフロアの効果もあり、着実に前進できていると感じています。マックスとの差もデータ上では1/10秒程度まで縮まってきていて、彼にここまで近づけるドライバーはそう多くないと思います。
明日すぐにファクトリーへ向かい、シミュレーターで今回の問題点を徹底的に分析します。このままの流れで後半戦に入るわけにはいきません。夏休み中にしっかり立て直して、強くなって戻ってきます。悔しいですが、前向きに取り組み、必ず巻き返します。」
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