・イタリアGP FP2でアントネッリがスピンし赤旗原因に
・昨年のモンツァFP1でもクラッシュ経験、今年も苦戦続く
・直近5戦でリタイア2回、低迷が続き母国で重圧がのしかかる
F1第16戦イタリアGPのフリー走行2回目(FP2)で、19歳のアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が再び試練に直面した。母国グランプリで大声援を受ける中、ターン6〜7のレズモでスピンを喫し、グラベルに飛び出してストップ。タイヤが空転し、自力でコースに復帰できず赤旗中断の原因となった。
昨年18歳で迎えたモンツァのFP1デビューでは、走行開始からわずか10分でターン11「パラボリカ」の進入でリアを失い、グラベルに飛び出してクラッシュ。今年も同じ舞台で苦しい瞬間を味わうことになった。
さらに先週のオランダGPでもグラベルにハマる場面があり、直近5戦のリザルトはリタイア2回、16位2回、10位1回と苦戦が続いている。メルセデスが大きな期待を寄せる若きイタリア人にとって、母国での走行は重圧のかかる厳しいものとなっている。
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