・F1イタリアGP予選は晴天のドライで実施、各セッションで熱戦
・フェルスタッペンがコースレコードで今季5回目のPP獲得
・ホンダRBPT勢はフェルスタッペンPP、角田10番手、ハジャー16番手、ローソン20番手
F1第16戦イタリアGPの予選が終了した。天候は晴れで気温は26〜27度、路面温度は42〜44度、湿度は35〜38%と、安定したドライコンディションで行われた。
Q1では最初のアタックでミディアムタイヤを履いたジョージ・ラッセル(メルセデス)が最速タイムを記録した。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2番手、ランド・ノリス(マクラーレン)が3番手につけた。角田裕毅(レッドブル)は4番手と順調に通過した一方、レーシングブルズのイザック・ハジャーは16番手、リアム・ローソンは20番手でここで敗退となった。
Q2ではフェルスタッペンがトップタイムを記録。2番手に母国グランプリを迎えているアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が飛び込み、3番手にランキング首位のオスカー・ピアストリ(マクラーレン)が続いた。角田は10番手に滑り込み、3戦ぶりに最終予選Q3へ進出を果たした。
迎えたQ3では、フェルスタッペンが圧巻の走りを披露し、モンツァのコースレコードを更新。今季5回目、自身通算45回目となるポールポジションを獲得した。
2番手にノリス、3番手にピアストリが並び、ランキング首位のマクラーレン勢が迫った。ティフォシの大声援を受けたフェラーリは、シャルル・ルクレールが4番手、ルイス・ハミルトンが5番手につけた。
6番手にラッセル、7番手にキミ・アントネッリが入り、メルセデス勢が並んだ。8番手にはガブリエル・ボルトレート(Kickザウバー)、9番手にはフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)と師弟コンビが続いた。
角田は10番手にとどまったものの、トップ10圏内からポイント獲得を狙って決勝に挑むこととなった。
ホンダ・レーシング(HRC)のパワーユニット「ホンダRBPT」を搭載する4台の予選結果は以下のとおり。
レッドブル・レーシングのフェルスタッペンがポールポジション、角田裕毅は10番手。レーシングブルズのイザック・ハジャーは16番手、リアム・ローソンは20番手で予選を終えた。
| 順位 | 車 | ドライバー チーム |
タイム差 前車差 |
|---|---|---|---|
| 1 |
1
|
マックス
フェルスタッペン
レッドブル
|
1:18.792
|
| 2 |
4
|
ランド
ノリス
マクラーレン
|
+0.077
+0.077
|
| 3 |
81
|
オスカー
ピアストリ
マクラーレン
|
+0.190
+0.113
|
| 4 |
16
|
シャルル
ルクレール
フェラーリ
|
+0.215
+0.025
|
| 5 |
44
|
ルイス
ハミルトン
フェラーリ
|
+0.332
+0.117
|
| 6 |
63
|
ジョージ
ラッセル
メルセデス
|
+0.365
+0.033
|
| 7 |
12
|
アンドレア
キミ・アントネッリ
メルセデス
|
+0.408
+0.043
|
| 8 |
5
|
ガブリエル
ボルトレート
Kickザウバー
|
+0.598
+0.190
|
| 9 |
14
|
フェルナンド
アロンソ
アストンマーティン
|
+0.632
+0.034
|
| 10 |
22
|
角田裕毅
レッドブル
|
+0.727
+0.095
|
| 11 |
87
|
オリバー
ベアマン
ハース
|
Q2敗退
--
|
| 12 |
27
|
ニコ
ヒュルケンベルグ
Kickザウバー
|
Q2敗退
--
|
| 13 |
55
|
カルロス
サインツ
ウィリアムズ
|
Q2敗退
--
|
| 14 |
23
|
アレクサンダー
アルボン
ウィリアムズ
|
Q2敗退
--
|
| 15 |
31
|
エステバン
オコン
ハース
|
Q2敗退
--
|
| 16 |
6
|
イザック
ハジャー
レーシングブルズ
|
Q1敗退
--
|
| 17 |
18
|
ランス
ストロール
アストンマーティン
|
Q1敗退
--
|
| 18 |
43
|
フランコ
コラピント
アルピーヌ
|
Q1敗退
--
|
| 19 |
10
|
ピエール
ガスリー
アルピーヌ
|
Q1敗退
--
|
| 20 |
30
|
リアム
ローソン
レーシングブルズ
|
Q1敗退
--
|
●【F1イタリアGP】全セッションのタイムスケジュール・結果