・レッドブルがイタリアGPで久々の勝利、メキース代表が喜びを表明
・フェルスタッペンの完璧な走りとチーム全体の努力を称賛
・角田裕毅の不運を指摘し、改善と巻き返しへの意欲を示した
F1第16戦イタリアGPで、レッドブル・レーシングが久々の勝利を飾った。ローラン・メキース代表は、シーズン序盤から厳しい戦いが続いてきたものの、チーム全員の努力が実を結んだと強調し、マックス・フェルスタッペンの完璧な走りを称賛するとともに、角田裕毅の不運についても言及した。
「まず最初に思ったのは、ミルトンキーンズの仲間たちのことです。今季はチームにとって厳しいシーズンでしたが、この勝利は長らく待ち望んでいたものであり、彼らにふさわしい結果です。マクラーレンが毎戦優位に立っているように見える中でも、我々は諦めずにマシンの限界を探り続けてきました。そして今日、表彰台の最上段に立てたことを本当に誇りに思います。
この勝利の裏には特別なチームがあります。ハードワークを積み重ねて速いマシンを作り上げ、それを現場のスタッフが完璧に実行してくれました。マックスはこの週末を通して“完璧”の定義を塗り替える走りを見せました。1周目こそ難しい場面がありましたが、冷静に対処してオーバーテイクを決め、その後はレースを支配しました。モンツァという特殊なサーキットで、基本性能として最速のマシンを用意し、それにマックスの魔法が加わったことで今日の勝利につながったのです。
一方でユウキ(角田裕毅)は不運でした。序盤からトラフィックに捕まり、さらにリアム(ローソン)との接触でフロアを損傷し、パフォーマンスを落としてしまいました。今後はユウキのレースペースをもっと引き出せるよう改善を進め、正しい位置で戦えるよう全力を尽くします。」
●【F1-LIVE速報結果】F1イタリアGP
●【F1イタリアGP】全セッションのタイムスケジュール・結果