【スーパーGT画像】山本尚貴が号泣「ホンダを任せたと言われて嬉しかった」GT500引退の恩人・伊沢拓也へ感謝「あんなに周囲を立ててくれる人はいない」

2025年11月02日(日)22:55 pm

記事要約


・GT500引退の伊沢拓也に、後輩の山本尚貴が涙ながらに感謝。「ホンダを託された」と語った。

・山本は逆転王者を狙い無交換作戦を採用も届かず、「結果論」と冷静に振り返る。

・「伊沢さんは恩人」と号泣しながら語り、今後は憧れられる存在を目指す決意を示した。


2025年スーパーGT最終戦をもってGT500を引退した伊沢拓也。その伊沢に「ホンダを託された」と語った山本尚貴が号泣した。フィナーレイベントでも涙を流していた山本は、その後のピットロードでの取材でレースを振り返り、「逆転チャンピオンを獲るには優勝しかない。事前にタイヤ無交換作戦をチームで話し合っていた。交換するプランもあった」と明かした。

しかし、結果的にはタイヤ交換後のトップ3はペースが上がらず、「結果だけ見れば、タイヤ交換をしていたら自力で抜けたかもしれないけど、それは結果論」と冷静に振り返った。

また山本は、ドライバー交代後の牧野任祐に古いタイヤで走らせてしまったことを申し訳なく思っていたという。

HRCのエンジニアもレース後、「タイヤ交換していても、ペースが上がったかどうかはわからないのでなんとも言えない」とコメントし、タイヤマネジメントの難しさを痛感していた様子だった。

■伊沢に感謝で再び号泣

そして、引退した伊沢拓也の話題になると、山本は目を真っ赤にし、時折言葉を詰まらせながら感謝の思いを語った。

「伊沢さんと一緒に仕事ができて幸せでした。伊沢さんはたくさん我慢してくれて、僕はタイトルを獲らせてもらってたくさん良い思いをさせていただき、デビューから育ててもらった恩人なので頭が上がりません」

「伊沢さんに“ホンダを任せた”と言ってもらえて嬉しかったです。いずれ僕も若い子に憧れの存在として見てもらえるように、もう少し頑張ってみようかなと思います。僕が泣いているのは恥ずかしいんですけど、あんなに配慮ができて、周りを立ててくれる人はいません。だからこそ信頼を得て、長く乗り続けられたのだと思います」

「今後は一人のファンとしてなのか、関係者なのかわかりませんが、また近くで見てくれるはずなので、期待に応えられる走りをしていきたいです。」

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