トヨタがF1本格参入へ・・・ハースが「TGR Haas F1 Team」に改称 2026年からタイトルパートナー就任で関係強化へ

2025年12月04日(木)17:05 pm

記事要約


・ハースF1が2026年から「TGR Haas F1 Team」に改称し、トヨタがタイトルパートナーに就任

・協業は人材育成・車両開発・データ活用の3本柱で強化され、技術提携から関係が大きく進展

・今年、日本人も参加したTPCを基盤に2026年から「TGR Haas Driver Development Program」が正式始動


■ハースF1が「TGR Haas F1 Team」に改称 トヨタとタイトルパートナー契約を締結、2026年から新体制へ

ハースF1チームは2026年シーズンに向け、チーム名称を「TGR Haas F1 Team」とすることを正式に発表した。トヨタ自動車のモータースポーツ部門であるTOYOTA GAZOO Racing(TGR)がタイトルパートナーに就任し、両者の関係は技術提携からタイトル契約へと大きく進展した。

トヨタは60年以上にわたり世界のモータースポーツで活躍してきた歴史を持ち、現在もWRCやWECでチャンピオン争いを繰り広げている。ハースとトヨタは2024年10月に複数年の技術パートナーシップを締結しており、今回のタイトル契約によって協力関係はさらに強化される。

両社が掲げる協業の柱は「People(人材)、Product(車両開発)、Pipeline(データ解析・活用)」の3つ。ドライバーやエンジニア、メカニック育成を中核に、持続可能なモータースポーツ文化を構築することを目指す。

2025年に実施されたTPC(旧型マシンテスト)プログラムでは、ハースVF-23を使用した14日間の走行がシルバーストン、ポール・リカール、富士スピードウェイ、イモラ、ムジェロで行われ、日本人ドライバーである平川亮、宮田莉朋、坪井翔、小林可夢偉らが参加した。この取り組みは2026年から「TGR Haas Driver Development Program」として正式プログラム化される。

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