・豊田章男会長はTGR若手の成長に感動し「トヨタはいよいよ本気で動き出した」と強調
・小松代表との理念共有や“文化づくり”への共感を述べ、提携深化で3Pが加速すると語る
・若い世代が世界へ挑む未来を現実にする決意を示し、TGRとハースの共創を後押し
トヨタ自動車のモータースポーツ部門であるTOYOTA GAZOO Racing(TGR)が、ハースF1のタイトルパートナーに就任すると発表した。パートナーシップ強化について、トヨタ自動車の豊田章男会長は、2025年シーズンを通じて若いドライバーやエンジニアが見せた成長に深い感動を覚えたと語った。
「2025年の挑戦をともに過ごし、TGRの若いドライバーやエンジニアが自分の可能性を信じ、さらに大きな夢へ向かって走り出している姿を見て、私は心が動かされました。そして今、はっきりと感じています——トヨタは、ついに本気で動き出した」
豊田会長は、ハースF1の小松礼雄代表の姿勢にも感謝を示した。
「小松代表には、TGRの若い仲間たちの可能性を信じ、同じ目線で、同じ情熱で未来に向き合ってくれたことに心から感謝しています。『モータースポーツを日本の文化に育てたい』『その文化を支える“チームの文化”を共につくりたい』という思いを、小松代表とは強く共有できています」
そして、来季に向けた決意も語った。
「来年、Haasとの提携をさらに前へ進めることで、TGRの3P(People・Product・Pipeline)は、これまでとは違う速度で動き出します。若い世代が世界へ続く階段を登り始める——そんな未来を、いよいよ現実にする時が来ました。モータースポーツを愛し、夢を抱き、それを自分の手でつかみにいける日本をつくるために」
「ジーンさん、小松さん、Haasの皆さんと共に、“文化”と“チーム”を創る挑戦を、ここから本気で進めていきます。トヨタも、いよいよ走り始めました」
豊田会長のコメントは、トヨタのF1参画姿勢が新たな段階へ入ったことを示すものとなった。
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