・シューマッハはF1復帰の可能性を否定せず、機会があれば応じる姿勢
・インディカーでは新環境への適応に苦戦も、結果向上に期待
・パワステなしの肉体負荷や高速域へのリスペクトを語る
元F1ドライバーのミック・シューマッハは、現在インディカーで苦戦を強いられているものの、将来的なF1復帰の可能性を否定していないことを明かした。
シューマッハは、ドイツの『RTL』および、ドイツの『ntv』の取材に対し、F1について次のように語っている。
「当時のF1での走りを思い出したり、どんな感覚だったかを考えたりすることがまったくないと言ったら、それは嘘になります。もしチャンスが訪れるなら、もちろん断ることはありません。間違いなくそうです」
2021年と2022年にハースでF1に参戦し、その後メルセデスのリザーブドライバーを務めた27歳のシューマッハは、現在はインディカーに専念しているが、シーズン序盤は苦戦している。
「環境は完全に異なりますし、すべてのサーキットが自分にとって新しいものです。最初の数カ月は非常に学びの多い時間でしたし、近いうちに結果がついてくることを願っています」
現在は自身初となるインディアナポリス500に向けて準備を進めており、カテゴリー特有の肉体的負荷にも適応している最中だ。
シューマッハはインディカーの特徴についても言及している。
「必ずしも難しいというわけではありませんが、身体的には、はるかに負担が大きいです。このマシンにはパワーステアリングがないため、非常にメカニカルで、ドライビングスタイルがダイレクトに伝わってきます。インディカーでは首への負担は少ない一方で、上半身はより多く使います。単純にステアリングをより強く握る必要があります」
さらに、マシンの“生々しさ”についてもこう語った。
「サスペンションは非常に強固で、タイミングよく手を離さないとステアリングが手から弾き飛ばされることもあります」
インディカーはF1よりも最高速が高く、リスクも大きいが、シューマッハは恐怖心はないと断言する。
「もし恐怖を感じているなら、このスポーツには向いていません。いいえ、恐怖ではありません。むしろ“リスペクト”という言葉のほうが適切でしょう。」
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