・ルクレールは最終ラップのスピン後、レース後ペナルティで8番手に降格
・複数回のコース外走行とアドバンテージ獲得により、20秒加算を受けた
・ラッセルとの接触はレーシングインシデントと判断され、追加処分はなかった
F1マイアミGPでのレース後、スチュワード(レース審判員)の裁定により6位でフィニッシュしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)はタイムペナルティを科され、順位を落とした。
ルクレールは最終ラップに単独スピンを喫してウォールに接触。この出来事をきっかけに、スチュワードは3件の事案について調査を行った。
審議対象となったのは、1つ目は損傷を受けた車両を安全ではない状態で走行した疑い、2つ目は複数回にわたるトラックリミット違反とアドバンテージ獲得、3つ目は最終ヘアピンでジョージ・ラッセル(メルセデス)と接触した件だった。
調査の結果、スチュワードはルクレールにドライブスルーペナルティを科すことを決定した。ただし、この裁定はレース後に下されたため、20秒加算に変換され、最終的にルクレールは6位から8位に降格した。
このペナルティは「正当な理由なく複数回にわたりコース外へ出た」ことに対して科されたものだと、裁定文で説明されている。
スチュワードはルクレールおよびチーム代表者からの説明に加え、データや映像、無線記録をもとに判断を下した。
「16号車(ルクレール)は最終ラップのターン3でスピンし、ウォールに接触したが、走行を続けた」
「ドライバーは、右コーナーをうまく曲がれないことを除けば、マシンに問題はないように見えたと説明した」
「この問題により、チェッカーフラッグまでの間にシケインをカットせざるを得なかった」
「しかし、その結果としてコース外走行により継続的なアドバンテージを得たと判断した。何らかの機械的問題があったとしても、それは正当な理由には該当しない。コース外走行とアドバンテージ獲得の回数を踏まえ、ドライブスルーペナルティを科す」と書かれている。
一方、バックストレート・エンドのターン17でのラッセルとの接触については、「両ドライバーとも軽微なレーシングインシデントと認識しており、我々もこれに同意した」とスチュワードは結論づけ、追加処分は科されなかった。