・アロンソのリタイア原因もPU外の要素、システム自体は終始スムーズに作動
・ドライバビリティでも前向きな兆しを確認、次戦モナコGPに向けてポジティブな要素を収穫
・一方で、ドライバーが求める要求レベルには届いておらず、今後もさらなる改善を続ける
F1第5戦カナダGPの決勝レースを終え、ホンダF1トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎氏が、パワーユニット(PU)側から見た週末を総括した。
アストンマーティンF1チームにとっては、フェルナンド・アロンソのシートトラブルによるリタイアや、ランス・ストロールの15位フィニッシュなど、悔しさの残る結果となった。
一方で、ホンダのPUに関しては予選・決勝を通して2台とも高い信頼性を発揮した。次戦の伝統の一戦、モナコGPを見据え、マシンの扱いやすさという点で確かな収穫を得た週末となった。
■折原 伸太郎(ホンダF1 トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニア)
「本日も2台ともにパワーユニットに大きな問題はなく、ストロール選手は自身のホームレースを完走することができました。残念ながらアロンソ選手は完走できませんでしたが、パワーユニットの観点では全てスムーズに進んでいました」
「カナダGPの週末を通じて、ドライバビリティ面で前向きな兆しを確認できました。次戦のモナコではキーになる部分ですのでポジティブに捉えていますが、一方でドライバーが求めるレベルにはまだ至っていません。進むべき方向性は見えてきているので、引き続き改善に取り組んでいきます」
次戦モナコGPは、超低速の市街地コースであり、PUの扱いやすさが重要な要素となる。カナダGPで得た「ドライバビリティの向上」というポジティブなデータを武器に、ホンダがどのようなセッティングでアストンマーティンを支え、レースに臨むのか期待がかかる。
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