・FIAがマドリングを視察し、9月の初開催に向けて工事遅延の懸念を否定
・舗装工事は5月31日に完了し、主催者側は予定通りの進行を強調
・チケット販売は97.3%に達し、観客動員数は12万人超となる可能性
F1の新たな開催地となるマドリードの新サーキット「マドリング」は、FIA(国際自動車連盟)および主催者によると、9月の初開催に向けて予定通り準備が進んでいるという。
建設の遅れによって、新施設で開催される初のF1スペインGPが危ぶまれるとの憶測が続く中、FIAは今週、現地で視察を実施した。
しかし、FIAはそうした懸念を否定している。
FIAの広報担当者は次のように述べた。
「新たなグレード1サーキットを建設する際には、安全要件が満たされていることを確認するため、プロジェクトの各段階でFIAが定期的な視察を行うことが義務づけられています。現時点では、すべてが計画通りに進行しています。次回の視察は8月に予定されています」
マドリングのプロジェクト責任者を務めるルイス・ガルシア・アバドも、プロジェクトは順調に進んでいると強調した。
アバドはスペインの日刊紙『Marca』に対し、次のように語った。
「舗装工事は予定通り先週完了し、契約通り5月31日に作業を終えました。すべて順調です」
遅延のうわさが繰り返し取り沙汰されていることについて、アバドは、主催者側が実際に完了した工程を一つずつ積み重ねてきたと説明した。
「ここまで来られたのは、すでに完了したものを積み上げてきたからです。空中楼閣(実現性のない計画)を築いてきたわけではありません。作業は予定通りに進んできました」
その証拠として、アバドは最近行われたカルロス・サインツによるデモ走行を挙げた。
「すべてが予定通り完成することを示す、非常に良い証拠だと思います」
仮設スタンドやファンゾーン、関連インフラなどの整備はまだ残されているものの、アバドはスケジュールに不安はないと話した。
「時間を無駄にする余裕はありませんが、まだ100日残っていますので、かなり自信を持っています」
チケット販売も好調だという。
「現時点で販売可能なチケットの97.3%が売れています」
アバドはそう明かし、観客動員数が12万人を超える可能性があることを示唆した。
かつてフェルナンド・アロンソやカルロス・サインツのマネージャーを務めたアバドは、新サーキットに対する批判についても反論している。
「このサーキットは壮観です。『また市街地コースか』という批判は不当に悪く扱われてきたと思います。繰り返しますが、これは市街地コースではありません。都市の中にあるサーキットなのです。」
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