6月27日(土)、2026年F1第8戦オーストリアGP(レッドブル・リンク)の2日目、フリー走行3回目と予選が行われた。
FP3の路面温度は52℃、予選では53℃まで上昇。猛烈な暑さの中でタイヤの扱いが難しいコンディションとなったが、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が1分06秒113を記録し、ポールポジションを獲得した。
2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)で0.236秒差、3番手はルイス・ハミルトン(フェラーリ)で0.295秒差。フェラーリ勢が2−3を確保した。
4番手はアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、5番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。
FP3は、気温32℃、路面温度52℃、湿度29%の高温ドライコンディションで行われた。
序盤は各チームが慎重に準備を進め、前日に走行時間が限られたセルジオ・ペレス(キャデラック)が最初にコースイン。同じキャデラックのバルテリ・ボッタスもガレージでの調整後に走行を開始した。
マクラーレン勢には小さなトラブルもあり、ランド・ノリスは左ミラーの破損を訴え、オスカー・ピアストリはシートの不具合を訴えてピットへ戻った。
中盤以降はソフトタイヤでの予選シミュレーションが中心となり、終盤にラッセルがトップタイムを更新。2番手にアントネッリ、3番手にハミルトンが続き、メルセデス勢とフェラーリ勢の好調が目立った。
一方、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)は無線で「マシンを曲げられない。フロントに何か問題があると思う」と訴えた。ルクレールもターン3でコースアウト。ハジャーも同じターン3でコースアウトし、ブレーキにも不具合があると訴えていた。フリー走行を通して、ターン3でのミスが目立つ週末となっている。
予選は気温33℃、路面温度53℃、湿度26%でスタート。Q1では新品ソフトタイヤを履いたマシンが続々とコースインし、フェルスタッペン、ノリス、アントネッリらが次々にトップタイムを更新した。
アントネッリは一時ファステストを記録し、ストレートではチームメイトのラッセルより0.22秒速いデータも記録された。
終盤にはアウディ勢がラストラップでタイムを上げ、ガブリエル・ボルトレートとニコ・ヒュルケンベルグがQ1を突破した。
一方、カルロス・サインツ、アレクサンダー・アルボンのウィリアムズ勢、ペレスとボッタスのキャデラック勢、アロンソとランス・ストロールのアストンマーティン・ホンダ勢はQ1敗退となった。
Q2でも高温コンディションは続き、ルクレール、アントネッリらがファステストを更新する展開となった。
ラッセルはアタック中にミスがあり、タイムを出せずに一度ピットへ戻る場面もあった。無線ではトト・ウォルフ代表から「いいから走りなさい」と指示が飛び、緊迫した状況となった。
終盤、フェルスタッペンは苦しい展開ながら10番手でQ2を突破し、11番手のピエール・ガスリー(アルピーヌ)との差はわずか0.040秒だった。
ガスリー、ボルトレート、オリバー・ベアマン、ヒュルケンベルグ、エステバン・オコン、フランコ・コラピントはQ2敗退となった。
Q3では序盤から接戦となり、アントネッリがファステストを記録。メルセデス勢が一時1−2体制となり、フェルスタッペンも0.018秒差につける展開となった。
その後、フェラーリ勢がタイムを上げ、ルクレールとハミルトンが上位に浮上した。
最終局面ではフェルスタッペンがクラッシュし、黄旗が出される波乱の展開となった。
ラッセルはトップタイムを記録したものの、黄旗違反の可能性で審議対象となったが、スチュワードは追加調査を行わないと判断。ラッセルのタイムは有効となり、ポールポジションが確定した。
| 順位 | 車 | ドライバー チーム |
タイム差 前車差 |
|---|---|---|---|
| 1 |
63
|
ジョージ
ラッセル
メルセデス/メルセデス
|
1:06.113
|
| 2 |
16
|
シャルル
ルクレール
フェラーリ/フェラーリ
|
+0.236
+0.236
|
| 3 |
44
|
ルイス
ハミルトン
フェラーリ/フェラーリ
|
+0.295
+0.059
|
| 4 |
12
|
アンドレア
キミ アントネッリ
メルセデス/メルセデス
|
+0.301
+0.006
|
| 5 |
3
|
マックス
フェルスタッペン
レッドブル/フォード
|
+0.362
+0.061
|
| 6 |
1
|
ランド
ノリス
マクラーレン/メルセデス
|
+0.389
+0.027
|
| 7 |
81
|
オスカー
ピアストリ
マクラーレン/メルセデス
|
+0.398
+0.009
|
| 8 |
6
|
アイザック
ハジャー
レッドブル/フォード
|
+0.519
+0.121
|
| 9 |
30
|
リアム
ローソン
レーシングブルズ/フォード
|
+0.842
+0.323
|
| 10 |
41
|
アービッド
リンドブラッド
レーシングブルズ/フォード
|
+0.894
+0.052
|
| 11 |
10
|
ピエール
ガスリー
アルピーヌ/メルセデス
|
Q2敗退
--
|
| 12 |
5
|
ガブリエル
ボルトレート
アウディ/アウディ
|
Q2敗退
--
|
| 13 |
87
|
オリバー
ベアマン
ハース/フェラーリ
|
Q2敗退
--
|
| 14 |
27
|
ニコ
ヒュルケンベルグ
アウディ/アウディ
|
Q2敗退
--
|
| 15 |
31
|
エステバン
オコン
ハース/フェラーリ
|
Q2敗退
--
|
| 16 |
43
|
フランコ
コラピント
アルピーヌ/メルセデス
|
Q2敗退
--
|
| 17 |
55
|
カルロス
サインツ
ウィリアムズ/メルセデス
|
Q1敗退
--
|
| 18 |
23
|
アレクサンダー
アルボン
ウィリアムズ/メルセデス
|
Q1敗退
--
|
| 19 |
11
|
セルジオ
ペレス
キャデラック/フェラーリ
|
Q1敗退
--
|
| 20 |
77
|
バルテリ
ボッタス
キャデラック/フェラーリ
|
Q1敗退
--
|
| 21 |
14
|
フェルナンド
アロンソ
アストンマーティン/ホンダ
|
Q1敗退
--
|
| 22 |
18
|
ランス
ストロール
アストンマーティン/ホンダ
|
Q1敗退
--
|
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