【ホンダF1】ストロール車に異常データ、リタイア判断 路面温度60℃超えの高地で前進も目標届かず|オーストリアGP

2026年06月29日(月)1:59 am

記事要約


・アストンマーティン・ホンダはアロンソ18位、ストロールDNF

・ホンダは高地と猛暑の中でPU運用面の前進を確認

・ストロール車のバッテリー異常はHRC UKで調査へ


2026年F1第8戦オーストリアGPの決勝で、ホンダのパワーユニットを搭載するアストンマーティン・ホンダは、フェルナンド・アロンソが18位で完走し、ランス・ストロールはリタイアとなった。

ホンダF1の折原伸太郎は、高地特有のターボチャージャーへの負荷や厳しい暑さの中で、トラックサイドのオペレーションに前進があったと振り返った。

■折原伸太郎(ホンダF1 トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニア)

決勝:フェルナンド・アロンソ18位、ランス・ストロール リタイア

「今週末のレッドブル・リンクは、他のサーキットに比べて標高の高い山岳地帯に位置しており、ターボチャージャーへの負荷が非常に大きいコースです。事前にベンチでターボチャージャーの挙動を確認して臨みましたが、サーキットで実際にどう機能するかを見極めることが重要でした。

金曜日のフリープラクティスでは、想定どおりに機能していることを確認できましたし、エネルギーマネジメント戦略とドライバビリティの最適化にも時間を充てることができました。土曜日にはアロンソ選手から、ドライバビリティとエネルギーマネジメントについて前向きなフィードバックがありました。『一貫性が出てきている』というコメントで、それは我々がターゲットとしていた点です。新スペックのエンジンを投入できるまでの間は、トラックサイドのオペレーションを最大化するために、こうした改善の積み重ねが不可欠です。

今日のレースは、路面温度が60度を超える非常に厳しい暑さの中で行われました。パワーユニットの冷却面でも厳しい一戦でしたが、アストンマーティン・ホンダと密に連携して対応することができました。残念ながら、ストロール選手のマシンでバッテリーに通常と異なるデータが見られたため、リタイアせざるを得ませんでした。バッテリーは、イギリスのミルトン・キーンズにあるHRC UKへ送って調査を行います。

週末を通じてのパフォーマンスは我々が目指すレベルには届きませんでしたが、トラックサイドのオペレーションには進歩がありました。この前進を来週末のシルバーストンにもつなげていきたいと思います。」

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