【F1オーストリアGP|決勝&コメント】ラッセルが勝利!フェルスタッペン白熱の2位争い、アントネッリは0.3秒差まで迫る

2026年06月29日(月)6:00 am

記事要約


・ラッセルが首位を守り抜き、ポール・トゥ・ウィン達成

・フェルスタッペンは終盤の接戦をしのぎ、2位を死守

・アントネッリは猛追も0.3秒届かず、3位表彰台


2026年F1第8戦オーストリアGPの決勝が、レッドブルのホームコースであるレッドブル・リンクで行われた。

ジョージ・ラッセル(メルセデス)がトップでチェッカーを受け、ポール・トゥ・ウィンを達成した。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3位はアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)だった。

■高温下の決勝、ラッセルが首位を守る

決勝は気温35℃、路面温度47℃、湿度26%のドライコンディションでスタート。終盤には路面温度が51℃まで上昇し、タイヤマネジメントが重要なレースとなった。

スタート直後からフェラーリ勢のバトル、アントネッリのコースアウト、フェルスタッペンの2台抜きなど、序盤から激しい展開となった。ポールポジションのラッセルは先頭を守り、安定した走りでレースをリードした。

■キャデラック勢は序盤に2台リタイア、VSCも導入

序盤にはキャデラック勢が苦しい展開となった。バルテリ・ボッタスはピットで消火作業が行われ、そのままリタイア。セルジオ・ペレスも煙を訴えてピットへ戻り、キャデラックは早い段階で2台ともレースを終えた。

中盤にはフェルスタッペンとルイス・ハミルトン(フェラーリ)が接近戦を展開。フェルスタッペンがターン3でハミルトンを抜いたものの、ハミルトンがターン4で抜き返す場面もあった。その後、各車がタイヤ交換を進め、レースはタイヤマネジメントが重要な展開へと移っていった。

大半がタイヤ交換を終えた後、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)がコース上でストップし、VSCが導入された。アストンマーティン勢はこのタイミングでタイヤ交換に入ったが、フェルナンド・アロンソはペナルティを消化。ランス・ストロールはピットへ戻るよう指示され、リタイアとなった。

■アントネッリが終盤に猛追、フェルスタッペンが2位死守

終盤、フェルスタッペンはペースが落ち、タイヤを交換した。アントネッリもタイヤ交換のためピットインし、フェルスタッペンの後方3番手でコースに戻った。その後、アントネッリはペースを上げ、ファステストラップを更新しながらフェルスタッペンを追い上げた。

最終周には2位をめぐって白熱の戦いとなった。アントネッリは0.6秒差まで迫り、オーバーテイクモード圏内へ入ったが届かず、フェルスタッペンが2位を守り切った。アントネッリは0.3秒差の3位でフィニッシュした。

ラッセルは最後までトップを守り抜き、今季2勝目を手にした。

■ジョージ・ラッセル(メルセデス)

ラッセルは「表彰台の一番上に戻ってこられて、本当に最高です。少し間が空いていたので、今夜はこの勝利をしっかり楽しみたいです。マックスとレッドブルは今週末、本当に速かったので、彼らにも称賛を送りたいです」

「後ろのライバルたちがどれだけ速いか分かっていたので、僕は毎周プッシュし続けなければなりませんでした。これまで精神的につらかったです。できるという自信が大事でした。自分には合っていなかったサーキットで勝てたのは良かったです」と喜びを伝えた。

■マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

フェルスタッペンは「僕たちにとってはとてもいいレースでした。最初の数周はかなり楽しかったです。正直なところ、レースの半分くらいまではマシンがかなりいい状態にあったと思います。その後はいくつか問題が出て、いいリズムをつかむのを妨げられました。あとはマネジメントでした」

「それでも、優勝にこれだけ近い2位なので、とても満足しています。昨日のクラッシュで膝を打撲してしまいましたが、今日は大丈夫です」と語った。

■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)

アントネッリは「最初の数周は少し気持ちが入りすぎていて、うまく走れませんでした。ミスも少し多すぎました。でも、タイヤを交換してからは気持ちを切り替えることができ、ペースは力強かったです」

「最後は素晴らしいフィニッシュでした。もう2、3周あれば良かったのですが、勝負に加わるのが少し遅すぎたのが残念です。ジョージ、おめでとう!」と悔しさもにじませた。

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