【F1】ドライバーは夏休みもアクティブ サインツはゴルフとパデル、若手はカートへ“原点回帰”

2026年08月14日(金)20:00 pm

記事要約


・心身を休めながら、水泳やヨガなど負担の軽い運動でシーズン後半に備える

・サインツはゴルフやパデルを予定、ドライバーによって異なる休暇中の過ごし方

・コラピントら3人はタイヤテスト、昨年のルーキー3人はカートへ


F1のサマーブレイクは、長いシーズンを戦うドライバーにとって、心身を休める貴重な時間だ。

レースや移動から離れ、家族や友人と過ごしたり、趣味を楽しんだりする一方で、シーズン後半へ向けて適度に身体を動かし、コンディションを維持するドライバーも多い。

水泳やヨガ、軽めのサイクリングといった身体への負担が少ない運動に加え、カルロス・サインツはゴルフやパデルを予定している。

さらに、休暇の始まりにピレリのタイヤテストへ参加したドライバーや、昨年のサマーブレイク中にカートへ戻ったルーキーたちもいた。

F1から適度な距離を取りながら、それぞれの方法で身体と気持ちを整える。それもまた、F1ドライバーならではの夏休みの過ごし方だ。

■水泳、ヨガ、パデル 身体を休めながらコンディション維持

長期間にわたって高い身体能力を求められるF1ドライバーにとって、サマーブレイク中もコンディションを維持することは重要だ。

とはいえ、シーズン中と同じ強度でトレーニングを続けるわけではない。水泳や疲労回復を目的とした軽めのサイクリング、ストレッチ、ヨガなど、身体への負担やケガのリスクを抑えた運動を取り入れながら、休息とコンディション維持を両立させる。

サインツも、今年の夏休みをアクティブに過ごす予定だ。

「ゴルフをたくさんして、パデルもたくさんして、できれば甥たちとも何かしたいと思っています」

パデルは、現在のF1グリッドでも複数のドライバーが楽しんでいるラケットスポーツだ。

仲間と交流しながら楽しめるだけでなく、反射神経を保ち、競争心を刺激できることも、ドライバーに好まれる理由のひとつとなっている。

■アルボンはハイキング、ラッセルはダイビング

シーズン中にはなかなか時間を取れないアクティビティを楽しめるのも、サマーブレイクならではだ。

F1公式サイトは、穏やかな過ごし方としてアレクサンダー・アルボンのハイキング、より冒険的なものとしてジョージ・ラッセルのダイビングを挙げている。

レース週末の緊張感や日々のトレーニングから離れ、普段とは異なる環境で身体を動かすことも、長いシーズンの途中で気持ちを切り替える方法のひとつとなる。

こうした多彩な活動も、シーズン後半へ向けた心身の準備につながっていく。

■コラピントら3人がピレリのタイヤテストに参加

サマーブレイクの始まりには、ハンガリーGP後のハンガロリンクでピレリのタイヤテストが行われ、F1マシンを走らせたドライバーもいた。

アルピーヌのフランコ・コラピントとアウディのガブリエル・ボルトレートがサーキットに残り、タイヤテストへ参加。アストンマーティン・ホンダのリザーブドライバー、ジャック・クロフォードも走行した。

テストを終えたドライバーたちは、しばらくF1マシンから離れることになる。しかし、それが4輪で走ることそのものから離れることを意味するとは限らない。

■F1を離れてもカートへ 若手3人が見せた“原点回帰”

昨年のサマーブレイクには、当時ルーキーだったオリバー・ベアマン、ガブリエル・ボルトレート、アンドレア・キミ・アントネッリが、カートへ戻る時間をつくっていた。

世界最高峰のF1まで上り詰めた後も、彼らが休暇中に選んだのは、自らの原点ともいえるカートだった。

今年もアントネッリは、夏休みについて「4、5日もすれば退屈して、またマシンに乗りたくなる」と語り、休暇先にあるカートコースで練習するつもりだと明かしている。

好きなスポーツやアクティビティを楽しみ、時にはカートで再びサーキットへ向かう。ドライバーたちは休息とアクティブな時間を組み合わせ、それぞれの方法でシーズン後半に備えている。

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