ハミルトン「言葉が出ません」フェラーリ初ポール!ラッセルとの僅差勝負を制す/F1メキシコシティGP予選

2026年11月01日(日)8:35 am

記事要約


・ハミルトンが移籍後初ポール。ラッセルと0.009秒差、通算105回に更新

・フェラーリ勢がトップ3に2台。ピアストリはグリップ不足を訴えQ2敗退

・アロンソは走行中に緊急停止し18番手。平川亮は、初のF1予選で19番手


10月31日(土)、2026年F1第19戦メキシコシティGPの予選が行われ、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が「1分16秒514」で今季初のポールポジションを獲得した。フェラーリ移籍後初のポールで、自身が持つF1歴代最多記録を通算105回に更新した。

2番手はわずか「0.009秒差」のジョージ・ラッセル(メルセデス)。3番手には「0.119秒差」でシャルル・ルクレール(フェラーリ)が入り、フェラーリ勢がトップ3に2台を並べた。

■ハミルトン、厳しい週末から歓喜「意志あるところに道は開けます」

Q3最後のアタックでは、ラッセルがトップに浮上した直後、ハミルトンがさらにタイムを更新。僅差の勝負を制したハミルトンは予選後、しゃがみ込んでタイヤを手で軽くポンポンとたたき、喜びをかみしめた。

「わあ、最高でした。本当にいい気分です。とてもうれしいです。もう、言葉が出ません」

ハミルトンは、走行プログラムに制約があった週末を振り返った。

「本当に厳しい週末でした。FP1では空力計測用のレーキ※を装着して走り、FP2ではエンジンの問題で後れを取り、ロングランもできませんでした」

※空力計測用のレーキ(エアロレーキ):複数の圧力計測管(ピトー管など)を格子状や櫛(くし)状に並べた流体計測器具

「みんなの差は本当にわずかです。フェラーリで初めてのポールポジションだと思います。そして通算105回。この数字はいい数字ですね。気に入っています。意志あるところに道は開けます」

■ラッセル「あと少しでポール」ルクレールはタイヤの準備を悔やむ

ラッセルも、予選終盤になってようやく好感触をつかんだという。

「うれしいです。ここ数戦は苦戦していました。この週末も、Q3のあの1周までは本当に厳しかったです。あと少しでポールポジションでした。ルイス、おめでとうございます。素晴らしい走りでした」

Q3は気温26℃、路面温度39℃、湿度27%。Q1、Q2で49℃だった路面温度が低下する中、ラッセルは「グリップが低い中で気温が下がってきたことが、僕たちに有利に働きました」と振り返った。

一方、3番手のルクレールは、アタック前にタイヤを適切な状態に整えることに苦戦した。

「自分の走りがよくありませんでした。アウトラップでタイヤを適切な作動温度域に入れるのが非常に難しかったです。そこが僕たちの最も苦戦している部分です」

「必要なときに、やるべきことをやれませんでした。悔しいですが、ここで3番手からスタートできるのは、悪くないと思います」

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はQ3最初のアタックでセクター1と3の速さを見せたものの、最後のアタックを中断。アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)は全セクターで自己ベストを更新し、5番手につけた。

■Q2はピアストリが敗退「リアのグリップがありませんでした」

Q2ではランド・ノリス(マクラーレン)がセクター2と3で全体ベストを記録し、フェルスタッペン、ルクレールを抑えてトップ通過した。

対照的に、チームメイトのオスカー・ピアストリは13番手で敗退。「何が起きたのか分かりません。リアのグリップがありませんでした」と困惑を示した。

トラックリミット違反によるタイム抹消も相次いだQ2では、ヒュルケンベルグ、コラピント、ピアストリ、ボルトレート、ベアマン、サインツの6人が姿を消した。

■アロンソの停止で赤旗、平川亮は初予選19番手

Q1では、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・ホンダ)が最初のアタックで一時トップに立った。しかし、チームから緊急停止を指示され、ターン13の先でストップ。残り11分7秒で赤旗中断となり、アロンソは18番手で予選を終えた。

エステバン・オコンに代わって出場した平川亮(ハース)は、自身初のF1予選で19番手。途中には自己ベストを更新して一時8番手に浮上したが、最後のアタックではセクター1と3で自己ベストを記録しながらも、ラップタイムの更新には届かなかった。

Q1はハミルトンがトップ、イザック・ハジャー(レッドブル)が2番手、ルクレールが3番手。アルボン、アロンソ、平川、ストロール、ペレス、ボッタスの6人が敗退した。

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