フェラーリF1、ハミルトンとルクレールが会談 「チーム最優先」を再確認

2026年11月07日(土)21:30 pm

記事要約


・メキシコシティGPでの攻防を受け、両ドライバーとバスール代表が会談

・会談前のハミルトンはルクレールとの争い方に不満、変化を求める姿勢を強調

・バスール代表はチーム優先の原則を再確認、ルクレールも問題は解決したとの認識


■ハミルトンは会談前に変化を求める姿勢を強調

フェラーリは、メキシコシティGPでの攻防を巡り、ルイス・ハミルトン、シャルル・ルクレール、フレデリック・バスール代表の3者で話し合いを行った。

会談に先立つ現地時間11月5日(木)の取材で、ハミルトンは、チーム内の話し合いがまだ行われていないと説明していた。娘が誕生したルクレールは、この時点ではブラジルへ向かう途中だった。

ハミルトンはインテルラゴスで、こう語った。

「ミーティングは行います。一度ですべてが解決するとは思いません。ただ、話し合うことは重要です」

■ルクレールとの攻防を改めて批判

ハミルトンはルクレールの家庭の事情に理解を示しつつも、メキシコシティGPでの攻防に対する批判は撤回していなかった。

7度のF1世界王者であるハミルトンは、こう語った。

「メキシコでは1-2フィニッシュを達成できたはずです。同じことを繰り返さないようにしなければなりません」

ルクレールは他のドライバーよりもハミルトンを相手にしたときの方が激しく争うのかと問われると、ハミルトンは「はい」と答えた。

さらに説明を求められると、こう続けた。

「見ての通りです。シンガポールGPを見てください。彼は他のドライバーと並んだときにはアクセルを戻しました。だから、争い方が違うのです。セバスチャン・ベッテルやカルロス・サインツのときも同じでした」

■チームへの敬意を強調、変化も求め続ける

バスール代表は、メキシコシティGPでの両ドライバーの振る舞いについて、チームへの敬意に欠けると評していた。ハミルトンはこの評価にも反論した。

「僕は常にチームに最大限の敬意を払っています」

その上で、チームに変化を求める姿勢は変わらないと強調した。

「シャルルがこのチームとどれほど強いつながりを持ち、深く根を下ろしているかは分かっています。僕のような人間が入ってきて、これほど多くの変化を求めるのは、確かに彼にとって簡単なことではありません。でも、僕が変化を求める姿勢は変わりません」

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、フェラーリが抱える根本的な問題は単純だとみている。

「フェラーリには2人のナンバーワンドライバーがいます。つまり、2人とも勝つために常にあらゆることをするということです」

■その後、3者で会談「フェラーリが最優先」

その後、現地時間11月5日(木)夜に、ハミルトン、ルクレール、バスール代表の3者が話し合いを行った。

バスール代表は翌6日(金)の会見で、すでに会談を行ったことを明かし、互いの立場を明確にできたとして、次のレースに集中する姿勢を示した。

会談では、ブランド、従業員、ティフォシのためにチームを優先する原則を再確認したという。バスール代表は「フェラーリが最優先です」と強調した。

両ドライバーの関係についても「親友になることを求めているわけではありません」と説明し、プロとして行動し、仕事に取り組むことを求めた。具体的な話し合いの内容は非公開としている。

ルクレールも同日、話し合いを終え、問題は解決したとの認識を示した。

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