ローソン、決勝8位も来季未定 アルボン交代説は否定/F1サンパウロGP
■ローソンの移籍説が浮上、アルボン交代には強い否定
リアム・ローソンが来季、アレクサンダー・アルボンに代わってウィリアムズに加入するという驚きの噂が、ブラジルで浮上した。
ニュージーランド出身のローソン自身が、F1での将来はますます厳しい状況になっていると認める中、元F1ドライバーのフランク・モンタニーが、フランスの放送局『Canal Plus(カナル・プリュス)』で来季のドライバー人事に言及したと報じられた。
モンタニーによると、レーシングブルズは2027年にローソンを起用せず、F2で上位を争うニコラ・ツォロフを迎えることを決めたという。
その一方で、ローソンがウィリアムズへ移籍し、カルロス・サインツと組む可能性があると示唆。これにより、アルボンがシートを失うとの見方を示した。
しかし、この主張にはすでに強い否定の声が上がっている。ジャーナリストのトーマス・マーハーは、複数の情報筋の見解として、アルボン交代説には「まったく事実がない」と伝えた。ウィリアムズも、つい最近、アルボンの2027年の続投を確認したばかりである。
■雨の予選で5番手も、好走が去就の確定につながらず
一方、ローソンは2026年に力強いパフォーマンスを見せてきたにもかかわらず、依然として将来が決まらない状況に、いら立ちを募らせているようだ。
雨の予選で5番手に入る好走を見せたサンパウロGPで、ローソンはこう語った。
「これ以上、僕に何を求めているのか分かりません」
24歳のローソンは、レーシングブルズでの走りに加え、負傷したイザック・ハジャーの代役として一時的にレッドブルへ復帰した際にも、印象的なパフォーマンスを見せてきた。
11月8日に行われたサンパウロGP決勝では、予選5番手のローソンが他車のグリッド降格ペナルティによって3番グリッドに繰り上がった。序盤には2番手を走ったものの、最終的に8位で入賞した。一方、ウィリアムズ勢はアルボンが15位、サインツが19位だった。
優勝はマクラーレンのランド・ノリスで、2位はレッドブルのマックス・フェルスタッペン、3位にはチームメイトのハジャーが入った。
■決定の遅れで残された選択肢はわずか
しかし、ローソンは去就の決定が遅れていることで、ほかの選択肢がほとんど残されていないと語った。
「厳しいですよね。もうシーズン終盤ですから。こういうことが最後まで先延ばしになると、ほとんど選択肢が残らなくなるので、簡単な状況ではありません」
ローソンはさらに、F1で走り続けたいという思いと、今季の自身のパフォーマンスへの手応えを語った。
「もちろん、僕はF1でレースをしたいですし、毎週末、自分の力を最大限に示そうとベストを尽くしています。僕たちは良い1年を過ごしてきたと感じています。」




