F1第10戦スペインGP(バルセロナ・カタルーニャ・サーキット)フリー走行2回目(FP2)が行われた。天候は引き続き快晴、気温25℃、路面温度42℃、湿度47%だ。
●【2024F1第10戦スペインGP】フリー走行2回目のタイム差、周回数/タイムスケジュール・全セッションの結果
60分間のトップタイムはルイス・ハミルトン(メルセデス)、2番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)、3番手はランド・ノリス(マクラーレン)だった。
HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。
5番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
13番手 セルジオ・ペレス(レッドブル)
15番手 角田裕毅(RB)
16番手 ダニエル・リカルド(RB)
レッドブルはタイムが伸び悩んだが、ここに来る前にはイモラでテストを実施し、シミュレーターと実車との相関問題を解決しようとしており、データ収集のテストをしている可能性が高い。
アップデートを投入してきたビザ・キャッシュアップRBの初日は、2台とも前戦までの勢いを感じられず、チームも望む形ではないのは明らかだ。今夜はアップデートしたデータを分析して明日の巻き返しに期待したい。
ここはテストでもよく使われてきた走り慣れたサーキットでもあり、チームもデータやノウハウを蓄積している。各チームが大小様々なアップデートを投入し、多くのセッティングを試していたが、8番手までが0.5秒以内、16番手のリカルドまでが1秒以内の大接戦となっている。
■フリー走行2回目/F1スペインGP
1 L.ハミルトン(メルセデス)
2 C.サインツ(フェラーリ)
3 L.ノリス(マクラーレン)
4 P.ガスリー(アルピーヌ)
5 M.フェルスタッペン(レッドブル)
6 C.ルクレール(フェラーリ)
7 O.ピアストリ(マクラーレン)
8 G.ラッセル(メルセデス)
9 E.オコン(アルピーヌ)
10 V.ボッタス(Kickザウバー)
11 K.マグヌッセン(ハース)
12 N.ヒュルケンベルグ(ハース)
13 S.ペレス(レッドブル)
14 F.アロンソ(アストンマーティン)
15 角田裕毅(RB)
16 D.リカルド(RB)
17 G.ジョウ(Kickザウバー)
18 L.ストロール(アストンマーティン)
19 A.アルボン(ウィリアムズ)
20 L.サージェント(ウィリアムズ)