F1ベルギーGPを前に、レッドブルガレージ内の「緊張した」雰囲気について、ヘルムート・マルコ博士が『Kleine Zeitung(クライネ・ツァイトゥング)』に明らかにした。
●【2024F1第14戦ベルギーGP】全セッションのタイム、周回数/タイムスケジュール
マックス・フェルスタッペンと彼のレースエンジニアであるジャンピエロ・ランビアーゼ(通称:GP)は、ハンガリーGP後に無線でのやり取りについて叱責されたという。
マルコは「二人は話し合った」と述べ、フェルスタッペンが通常より緊張していることを認めた。
「彼にとってもタフなシーズンだし、彼も人間だからね。まだ首位に立ってはいるが、支配力はもうない」
■無線でもイライラするフェルスタッペン
実際、フェルスタッペンは木曜日のスパでもイライラしていたようで、レース中の無線メッセージに異議を唱える者たちに対して「(聞きたくないなら)音量を下げてくれ」と言った。
エンジニアの『GP』との議論について、フェルスタッペンはこう答えている。
「僕たちはとてもオープンでお互いに批判的だけど、それは僕たちにとってとてもうまくいっているから、それが変わるとは思っていないよ」
■プライベートに何してもいいじゃないか
しかし、フェルスタッペンが不満に思っているのは、マルコ博士が深夜のシムレースを「禁止」していると報道されていたが、フェルスタッペンは反論した。
「禁止なんてされていないよ。僕は誰かに週末のプライベートな時間に何をしろとは言わない。それは逆に僕にも当てはまることだよ。それについては話したよ」
「新しいシムレースが控えているわけじゃないから、心配する必要はないと言ったんだ。とにかく僕は2015年からこれを続けてきたし、僕の人生にとって重要なことなんだ」
「僕は世界選手権で3度優勝している。自分に何ができて、何ができないかわかっている」