F1前半戦最後となる第14戦ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)の決勝レースが行われた。
●【2024F1第14戦ベルギーGP】全セッションのタイム、周回数/タイムスケジュール
優勝はジョージ・ラッセル(メルセデス)、2位はルイス・ハミルトン(メルセデス)、3位はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)だった。
1ストップ戦略を“提案”したラッセルは、今シーズン2勝目、F1通算3勝目を実力で勝ち取った。
2ストップで追い上げたハミルトンは、序盤からレースをリードしたが、タイヤ交換のタイミングでトップを譲り渡し、終盤追い詰めたものの0.5秒届かなかった。
メルセデスは2022年第22戦ブラジルGP以来となるワンツーフィニッシュを飾った。このレースがラッセルにとってF1初優勝だった。
2ストップのピアストリは、5番グリッドから3位表彰台で前半戦を締め括った。
ポールポジションからスタートしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)は、速さが足りなかった。
久しぶりのフロントローからスタートしたセルジオ・ペレス(レッドブル)は、ロングランのペースが伸びずに8位でフィニッシュ。11番グリッドからスタートした同僚マックス・フェルスタッペンにも抜かれてしまった。
過去のデータからもスパを得意とするフェルスタッペンだったが、他チームとの差が縮まった今年は優勝まで届かず。それでも着実に順位を上げて5位でフィニッシュした。
HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。
5番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
8番手 セルジオ・ペレス(レッドブル)
11番手 ダニエル・リカルド(RB)
17番手 角田裕毅(RB)
最後尾スタートの角田裕毅は、追い上げを試みたものの、夏休み前最後のレースを17位でフィニッシュした。
■F1ベルギーGP:暫定結果
1 G.ラッセル(メルセデス)
2 L.ハミルトン(メルセデス)
3 O.ピアストリ(マクラーレン)
4 C.ルクレール(フェラーリ)
5 M.フェルスタッペン(レッドブル)
6 L.ノリス(マクラーレン)
7 C.サインツ(フェラーリ)
8 S.ペレス(レッドブル)
9 F.アロンソ(アストンマーティン)
10 E.オコン(アルピーヌ)
11 D.リカルド(RB)
12 L.ストロール(アストンマーティン)
13 A.アルボン(ウィリアムズ)
14 P.ガスリー(アルピーヌ)
15 K.マグヌッセン(ハース)
16 V.ボッタス(Kickザウバー)
17 角田裕毅(RB)
18 L.サージェント(ウィリアムズ)
19 N.ヒュルケンベルグ(ハース)
20 G.ジョウ(Kickザウバー)