22歳のリアム・ローソンが2025年のF1ドライバー市場で突然注目の的になっている。
レッドブルのヘルムート・マルコ博士は、ローソンが2025年にレッドブル系のF1マシンでレースをすることを「確実」としていたが、その後、この発言を修正した。
そのローソンは、アウディが所有するザウバーのシートの有力候補なのは明らかだ。
「ヘルムート・マルコがオーストリアで、リアム・ローソンが2025年にレッドブル・ファミリーの一員としてドライブすると報告したのは、誤報だ。その可能性はあるが、おそらく我々は9月にリアムのオプションを行使し、その後、彼を貸し出すことになるだろう」と、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は『Blick』紙に語った。
■もう一人の候補はボッタス
また、現ドライバーのバルテリ・ボッタスも2025年のアウディ・ザウバーのシートを狙っており、今後数週間でさらなる議論が続く見通しだ。マッティア・ビノットが代表として就任して以来、ボッタスのチャンスは明らかに高まっている。
ボッタスは「来週も話し合いが続くだろう。それに関して厳密な期限があるとは思ってないんだ。数週間の間だと理解しているよ。チームも9月に向けてそれを望んでいる。できれば早急にね」と『Viaplay』に語った。
■改善が必要なザウバー
ザウバーにとって非常に悪いニュースは、チームが現在、深刻なポイント獲得の低迷から抜け出すには程遠い状況にあるということだ。ボッタスとチームメイトのジョウ・グァンユは、日曜日に最下位でゴールし、2周以上周回遅れになったのはKickザウバーだけだった。
「レースはうまくスタートしたけど、すぐに他のクルマについていけなくなっていることに気づいた。次のタイヤコンパウンドが良くなっていることを期待していたけど、まあ、何もうまくいかなかったよ」とボッタスは語った。