RB幹部が明かす冷却とダウンフォースのジレンマとタイヤ戦略!F1メキシコGPは標高2,240メートルの低い気圧との挑戦

2024年10月25日(金)9:23 am

2024年シーズンも残り5戦。南米3連戦の2戦目となるF1第20戦メキシコGP(エルマノス・ロドリゲス・オートドローム)を前に、リアム・ローソン(RB)が次のように語った。

●【2024F1第20戦メキシコシティGP】全セッションの結果・タイムスケジュール

■アラン・パーメイン(RB、レーシングディレクター)

「オースティンから南下してメキシコシティに向かい、3連戦の2戦目を迎えます。

メキシコシティは北アメリカ大陸で最大の都市であり、最も人口密度の高い、標高2,240メートルに位置しており、チームにとって独特な課題をもたらします。

気圧が大幅に低下するため、ダウンフォースが大きく減少し、モナコレベルのドラッグ(空気抵抗)で、モンツァよりも低いダウンフォースで走る必要があります。(編集部中:グリップが少なく滑りやすいサーキット)

さらに、冷却システムにも負担がかかります。冷却効果を高めるためにボディワークに穴を開ければ開けるほど、ダウンフォースが失われ、ドラッグが増えるため、効率の戦いとなります。

このトラックは、低速コーナーのテクニカルなコーナーと高速コーナーがうまく組み合わさっており、ドライバーたちは最終コーナーのスタジアムセクションに入る前にスピードを落とさなければなりません。

ピレリは2024年シリーズで最も柔らかいタイヤを持ち込む予定ですが、滑らかな舗装と標高の影響により、ワンストップ戦略が採用される可能性が高いでしょう。」

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