角田裕毅「印象を残そうと」王者のマシンで初走行!ペレス解約金はいくら?元F1王者たちの評価割れる…角田推しのバトン「僕ならあのシートは選ばない」

2024年12月11日(水)22:48 pm

角田裕毅は、火曜日にアブダビで行われたテストで、マックス・フェルスタッペンがタイトルを獲得したマシン『RB20』をドライブするにあたり、「印象づけること」を目標にしていたと明かした。

ほとんどの関係者は、苦戦を強いられているセルジオ・ペレスの後任としてリアム・ローソンが最有力と考えており、この件についてはアブダビGP翌日、そして角田のテスト前日に会議で議論されたという。

日曜日にチーム顧問のヘルムート・マルコ博士は、「発表は明日ではないだろう。そしてもちろん、ユウキのテスト結果を待つことになるだろう」と示唆していた。

シーズン最終戦終了後、角田はレッドブル・レーシングでのテストプログラムについて明確な情報はないと話していたが、「パフォーマンスを追求しないのであれば、他に印象を与えられることはあります」と自信を見せていた。

しかし、角田自身も何度か「ペレスの後任最有力候補ではありません。決断は彼ら次第です。自分が今年結果を残したことは明らかです」と語っていた。

■元F1王者ロズベルグが厳しいコメント

2016年の世界チャンピオン、ニコ・ロズベルグは、レッドブルが難しい決断を迫られていると指摘する。

「選択肢はどれも決して完璧ではない。ローソンは経験が浅いし、角田も今年特に目立つパフォーマンスを見せたわけではない」とコメント。それでも、ローソンが選ばれる可能性が高いと見ているようだ。

■サインツはいきなり上回る!角田はペレスから遅れる

テストでは、ウィリアムズへ移籍したカルロス・サインツが初めてドライブし、アレックス・アルボンとフランコ・コラピントの予選ペースを上回っていた。一方で、角田はペレスの予選ペースにも1秒ほど及ばなかった。しかし、角田は『RB20』のドライブに非常に快適さを感じていたと述べた。

「すぐにマシンの限界を感じました。クルマに自信がなければ、その限界を感じることはできません。適応することにそれほど苦労しませんでした。今、僕はこれまで以上にとても幸せです」と語った。

レッドブルのエンジニアたちも角田の貢献に満足感を示し、レーシング・ブルズのローラン・メキース代表も「角田が準備できていないと言うのは嘘になる」と評価している。

現在の焦点は、ペレスの2025年までの契約をレッドブルが交渉で打ち切るかどうか、そして後任に角田かローソンのどちらが選ばれるかに移っている。

■ペレスの解約金は24億円!

ロズベルグによれば、ペレスとの契約解消交渉はすでに進行中だということが耳に入ってきているようだ。

「聞いたところによると、その契約は1600万ドル(約24億円)ほどの価値があるようだね。もちろん、ペレスはその金額を手にしたいと思っているだろう。今、ちょっとしたバトルが繰り広げられていると思うよ」とロズベルグは語った。

■バトンは角田推し、しかし最も難しいシートは・・・

しかし、2009年の世界チャンピオン、ジェンソン・バトンは、もし自分が決断を下す立場なら角田を昇格させると明言した。

「彼は常に新しいチームメイトを得て、彼らを打ち負かし続けているからね」

「ユウキ(角田裕毅)が後任となるのは論理的だけど、もし私が彼なら、マックス・フェルスタッペンと並んで走ることはあまり望まないだろう。ピットレーンで最も難しいシートだと思う。」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック