記事要約
・フェルスタッペンは4番手スタートから順位変わらず4位でゴール
・オーバーテイク困難なモナコで淡々と走行、学びも少なかったと語る
・「マシンに合わないサーキット」とし、次戦バルセロナでの巻き返しに意欲
F1モナコGP決勝で、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は4番グリッドからスタートし、順位を変えず4位でフィニッシュ。レース中にリスクを取る余地は少なく、終始淡々とした展開となった。本人も「学びは少なかった」と語る一方、次戦スペインでの巻き返しに期待を寄せている。
■マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
決勝:4位(スタート4番手)
「今日はあまり見どころの少ないレースでしたね。終盤は後方とのギャップが大きく、ピット戦略は自由に選択できる状況でした。タイヤも古くてあまりプッシュできなかったですが、セーフティカーや赤旗に期待して走り続けました。
チームとしてはやるべきことはすべてやりましたし、結果を変えるのは難しかったと思います。2ストップ義務のフォーマットも、自分にとっては特に影響はありませんでした。ここはオーバーテイクがほぼ不可能で、前の車を抜けないなら限界まで攻めることもできません。正直、クルマについて得られるものはほとんどありませんでした。
このサーキットは僕たちのマシンには合っていません。それがすべてです。次のバルセロナでは、もっとレースらしい展開になると思うので、トリプルヘッダー最後のレースに期待しています。」
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